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09月17日-02号

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  1. 印南町議会 2013-08-30
    09月17日-02号


    取得元: 印南町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-08
    平成25年  9月 定例会(会議の経過) △開議 8時58分 ○議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は12名であります。定足数に達しています。 これより平成25年第3回印南町議会定例会第2日目の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ただいまより議事日程に従いまして、議事を進めてまいります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第126条の規定により、本日の会議録署名議員は、         5番 藤薮利広君         6番 野村正明君を指名します。 日程第2、一般質問を行います。 順次発言を許します。 それでは、-8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 皆さんおはようございます。8番議員、岡本庄三です。ただいま議長のお許しを得ましたので、通告順に従い一般質問をさせていただきます。 昨日は大型の台風18号が16日午前8時前愛知豊橋市付近に上陸して、列島を縦断し、近畿地方を中心に河川の氾濫や土砂災害など大きな被害をもたらしました。近隣の串本町では、15日午後2時35分ごろ、竜巻とみられる突風が発生、2人が軽症、住宅など17棟が損壊する被害も出ました。また、三重県志摩市でも15日午後9時30分ごろ竜巻とみられる突風が発生した。幸いにも、印南町では15日の降り始めからの積算雨量は322.5mm、最大時間雨量は36mmでしたが、大した被害もなく一安心でございます。 今回、気象庁は16日午前5時5分、京都、滋賀、福井の3府県を対象に、数十年に一度の重大な災害の危険性が著しく高まっていることを知らせるため、8月30日に運用が始まった特別警報が発令されたのは初めてで、同庁は各府県内に、直ちに安全を確保して命を守る行動をとり、土砂災害や河川の氾濫に最大級の警戒をするよう呼びかけた。読売新聞の17日午前0時現在のまとめでは、3人が死亡、5人が行方不明となり、130人がけがをした。避難指示勧告は21府県で約60万世帯に上がった。お亡くなりになった皆様のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様方にお見舞いを申し上げます。 また、先般、8月4日に施行されました任期満了に伴う印南町議会議員選挙におきまして、2期目再選を果たすことができましたのも、私の印南町への思いに対して多くの方々のご支持をいただいているおかげであることを、いま一度肝に銘じて、印南町発展のために進んでいきたいと思っています。皆様、今後ともよろしくご指導いただきますようにお願い申し上げまして、質問へと入らせていただきます。 質問事項は大きく9点ございます。 まず、第1に、庁舎建設の進捗について。 プロジェクトチームが発足して相当期間が経過しましたが、現在進められている新庁舎建設事業の進捗状況について具体的にご説明願います。 ①でございます。用地の買収計画はどの程度進んでいますか。買収の規模やスケジュールについてご説明願います。個人情報については結構です。 ②庁舎の規模はどのようになりますか。具体的な基本計画や基本設計には着手しないのですか。具体的にどのような庁舎にするか検討されていますか。 ③です。事務所の位置の変更に関する条例はどうされますか。9月議会までに上程したいとのことでしたが、今議会の議案にはありません。いつ頃を目処に考えていますか。 大きな2番です。過疎集落等再生対策事業の進捗について。 第2回臨時会において補正予算対応したところの過疎集落等再生対策事業の具体的な取り組み、進捗についてお伺いします。 地域の方々の自主自律が第一であると考えますが、やはり行政の指導支援は必須条件であると思います。行政はどのような指導方針を持っておられますか。 大きな3です。辺地対策事業の執行について。 6月定例会において増額補正計上した辺地対策事業債については、今議会において減額補正を行っており、通常の予算措置では考えられないものです。このことに係る経過を詳しく説明していただきたい。 大きな4です。若もの広場への屋外灯の設置について(防災・減災対策)です。 若もの広場は緊急時、自衛隊の駐屯所やヘリポート等重要な役割を行うこととなっています。ここへのソーラー発電屋外灯の設置を整備することは考えられないのでしょうか。現在、若もの広場には屋外灯が整備されておらず、平時の防犯上の効果も考慮し、整備する必要があると思いますが、いかがでございましょうか。また、広場までの道路への誘導灯の整備についても検討できないでしょうか。 大きな5番です。水害・浸水・土石流対策について。 最近の災害形態を考えますと、もちろん地震津波対策は将来にわたっての大きな課題でありますが、確率的な観点からは短時間の集中豪雨への対策がより急務であると考えます。特に印南川、切目川の流域では、水害、浸水の対策が必要です。また、山間部では土石流の対策も必要となってきますが、記録的な豪雨に対する対策はどのように考えられていますか。 大きな6です。警報発令時の印南町小中学校の対応について。 近年の異常気象等による大雨・洪水警報の発表が大変多いように感じますが、授業等に影響がないのか、また、どのような対応をされているのかお聞かせください。 大きな7です。町の文化財を活用して津波対応の啓発ができないのか。 印定寺には、高浪溺死霊魂の墓と印定寺162名の合同位牌があります。宝永南海地震は1707年10月28日午後1時頃発生、推定マグニチュード8.6、印南町の推定震度は6弱から7、震災から12年後の地震発生日の法要に合同墓碑と合同位牌がつくられました。津波被害の様子は、合同墓碑の側面や合同位牌の裏面に書かれています。合同墓碑の記述は位牌を短くしたものですが、印南湾での津波高は5.8mから6.3mと推定されています。位牌は162名のものですが、印南の溺死者の総数は過去帳によりますと176名です。 その後、147年後の安政南海地震、1854年12月24日午後4時ごろ発生したわけなんですけれども、推定マグニチュード8.4、印南町での推定震度6弱から6強ですが、この地震で特筆すべきは、印南町での死者が0人だったのは、宝永南海地震の印定寺の高浪溺死霊魂の墓の裏書きが言い伝えられてきたからであります。 現在もあるこの印定寺の高浪溺死霊魂の墓と印定寺合同位牌を言い伝えとして、このような文化財的価値のあるものを活用して、印定寺の山門あたりに掲示板を設置して言い伝えを広報してはと思うのですが、町長いかがでございましょうか。 大きな8番です。税務課の徴収についてです。 ①町税の徴収については、現在、専ら税務課職員が担当し、住民に対して十分な説明と理解を求めた上で徴収努力することが基本であると思いますが、一部住民に対し不適切な対応があったと聞き及んでいます。現在の徴収事務において、苦情等の現状はどのようになっていますか。もちろん、悪質な滞納や住民の責任に問われるものは除外した上で答弁願います。 ②住民福祉課の窓口業務の休日開庁の利用が好調のようですが、税務課も取り組んではいかがでしょうか。 最後の大きな9番です。アークライトバルーン投光器の利用状況について。 昨年度購入したアークライトバルーン投光器の現在の利用状況と管理状況についてご説明お願いします。 以上で、第1回目の質問を終わります。再質問については自席で行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -総務課副課長- ◎総務課副課長 ただいま岡本議員ご質問の、庁舎建設についての用地の買収計画はどの程度進んでいるのか、また、買収の規模やスケジュールについてはというご質問にお答えいたします。 庁舎プロジェクト委員会で選定しました候補地の地権者に対しまして、庁舎建設に向けての事業説明と、実際用地買収に至った場合ご協力いただけるのかなどの確認作業を行ったところでございます。その中で、買収に前向きな地権者の方もございますが、代替地を希望される方や、全部買収ではなくて一部買収と代替の併用等、いろいろな条件提示がございました。このようにいろいろな条件提示がありましたので、担当課において、庁舎建設に必要な面積及び代替地の確保等ができるように、周辺用地における状況などの情報の収集に努めるとともに、庁舎の建設の必要面積の確保並びに代替地の確保に向けて交渉に当たっているところでございます。 買収の規模、スケジュールにつきましては、庁舎の建設面積により用地の必要面積というのはある程度流動的でありますので、現時点では面積及びスケジュールにつきましてはお答えできる状況にはございませんが、庁舎建設に必要な用地の確保に担当課として引き続き全力で取り組んでまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本でございます。 これ、第1回のプロジェクト委員会が25年の1月25日に行われて、それから第5回の7月3日ですか、これまでに5回のプロジェクト委員会が行われているわけです。その会議録も私、全部ここで見せていただいて読ませてもいただいているわけなんですけれども、この5回の委員会の中では場所の選定ばかりのことを議論されているわけですが、今も副課長のほうからは、何のあれも決まっていないというような状況のわけなんですけれども、この庁舎建設用地の取得については農地収用法が適用されるのか、それと、土地収用法は道路にするとか条件があるわけなんですけれども、庁舎建設では土地収用法は適用されないと思うわけなんですけれども、事業認可があれば、租税特別措置法の5,000万円控除が適用され、用地提供してくれる人にご迷惑がかからないようにすることができるわけなんですけれども、土地収用法を適用されれば事業認可は要らんわけなんですけれども、▲▲▲は全てこれ農業用地なわけなんですけれども、その辺の許認可の手続は大変難しいものと思うわけなんですけれども、農地転用等のその事業認可等の手続はどのようにされるのか、それと、税務署との事前協議はどのようにされるのか、具体的なご説明をいただきたいと思います。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 現在、用地買収に、先ほどからもお答えしていますように、応じていいただけるかという、実際の用地買収に入っていく前段階の作業に今取り組んでおるところでございまして、ある程度のそういうめどがつきましたら、事業認定に向けて今後は取り組んでまいりたいとこのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 これ、議長、ちょっとカウントせんとってほしいんですけれども、私の先ほど聞いた質問には答えられていないんで、もっと明快な答弁、副課長、よろしくお願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私のほうから答弁させていただきます。 岡本議員おっしゃられておりました農地に対しての取得につきましては、農振除外を得まして、そして農地転用という手続が必要になります。そして、岡本議員おっしゃられております土地収用法による事業認定ということですけれども、これにつきましては、農地であろうがなかろうがということですが、岡本議員おっしゃりますように、道路であったり河川であったり、例えば、学校であったりというのは事業認定をとらなくても土地収用法は適用されますが、庁舎につきましては、現時点では事業認定をいただいて、それから、それをもって土地収用法に引っかかっていけるということでございまして、岡本議員おっしゃりますように、5,000万円控除といいますのは、その事業認定をとって土地収用法をしないとその対応にはならないということでございます。 以上です。 ◆8番(岡本) それと、その事前協議のことについて。事前協議の話は。そのことについても答えてもらっていないです。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 事前協議につきましては、実際に用地の買収、今は事前の段階ですんで、まだまだ事前協議のほうには入っていけないんですが、事前協議に最初に住民の地権者の方に申し出を行って1年以内というような制限もございますので、実際に用地買収に入っていけるような段階になりましたら地権者の方々に申し出を行っていきたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 その事前協議というのは、買いに行く前提で事前協議しとかなあかんと思うわけで、後から決まったからと言ってもだめなわけなんで、買う行為は町民に対して意思表示をした時点からのわけなんですけれども、その辺、副課長、ご理解されていますか。 それと、用地の買収において地権者の意向、これ先ほどからもありましたが、確認することは大変重要なことだと思うわけなんですけれども、農地転用や事業認可の手続が、この辺、具体的なスケジュールが説明できない状況で買収できるんか。プロジェクト委員会は前の検討委員会と違い、職員のよりすぐられたプロの集団なわけなんでしょう。9カ月もたつのに、何と何を持っていって何月ごろに手続するとかいうようなそういうことが、もう今わかっていなければならない状況だと思うわけなんですけれども、先ほどからのご答弁では何一つ進まれていないように思うわけなんです。その地権者の方に話をしているんやったら、話に応じてくれればいいですが反対にそういう計画を地権者の方に示さないと、地権者は納得してくれないの違うんかなと思います。これいつごろまでに用地を取得する計画なのか。もう、それいつでもええよという、だらだらと時間を潰されているのか、その辺、こういう議会の場ですのできちっとした説明を、いつごろまでに用地買収をされるんか、その辺について、ご答弁よろしくお願いします。 ○議長 -総務課副課長-
    ◎総務課副課長 今の議員のご質問についてですけれども、先ほどからも申し上げておりますように、事前に確認作業を地権者の方に当たっている中で、いろいろな条件の提示がございます。その条件をクリアするための対応策等を考えながら、再度交渉というふうに繰り返し繰り返しの対応を行っているところでございまして、その対応に日数を要していると、このような状況でございますので、担当課としましても、できるだけ早い段階で対応できるように全力で取り組んでいるところでございますのでご理解いただきたいと、このように思います。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 副課長、言われることが私には理解できないわけなんですけれども、ご理解くださいと、時間かかるんやということなんですけれども、それでは、やっぱりこんだけもう時間も経過して何一つ進んでいないと、それではやっぱり説明にはならないと思います。いかにも議会軽視というか、答弁になっていないと思います。 先ほども言いましたように、何度も言うわけなんですけれども、地権者の方にやっぱり計画等を見せんと応じてくれず、話を聞いてくれないと思います。こんなこといつまでたったって、2年かかっても3年かかってもできないと思います、こんな状況では。誰しもが、ど素人が考えてもわかることだと思います。あなたは、その逆の立場だったらそんなんで応じますか。これが行政のすることなんでしょうか。その辺について、誠意あるご答弁いただきたいなと思っております。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 ただいまの議員のご質問についてお答えさせていただきます。 現在、先ほどからも申しますように、地権者の方から出された条件についてどのようにクリアしていくかということを、数度にわたって地権者の方とは交渉を重ねてきております。それで、地権者の方に納得していただけるような、その条件提示に対応できるように日々努力をしているところでございますので、前に進んでいないという状況ではないと考えております。その条件、用地買収の面積を確保できるように、住民の地権者の方の条件に合うような、何とかクリアできるように対応をしているところでございますので、議員のご理解いただきたいとこのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 次、お願いします。 -総務課副課長- ◎総務課副課長 大きい1番の庁舎建設の進捗の2番目の庁舎の規模など、どのような調査にするのか、検討しているのか、また具体的な基本計画や基本設計に着手しないのかというご質問にお答えいたします。 先ほども議員おっしゃられたように、現在まで5回、庁舎プロジェクト委員会を開催し、庁舎建設候補地の選定、道路整備等を含めた周辺整備の方向性、建設に至るまでに必要な諸手続、庁舎の規模と財源について、地権者への対応などについて協議を行ってまいったところでございます。庁舎の規模につきましては、面積の算出において、職員の数をどのような基準に基づいて決定をしていくのか、職員1人当たりの面積をどのような基準とするのかなどを検討してまいりました。また、クラウド化、ペーパーレス等により面積を抑えるというのは当然必要なことではございますけれども、現実問題として、執務室、書庫等も一定の面積を確保するということも必要であるというような意見も出されております。それで、庁舎の規模、レイアウト等につきましても協議、検討を行っているところでございます。 そのようなことから、基本計画、基本設計に着手できるような状況には、まだ至っていないというところでございます。そういう状況ではございますが、用地の確保にめどがついた段階において予算計上させていただき、着手してまいりたいとこのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本でございます。 先ほど、三木副課長、前の答弁の中で面積が確保できるようにとおっしゃいましたわけなんですけれども、面積確保できるということは、面積が確定しているということやな。そのことをまずお聞きする。 新しい庁舎の構造や機能を専門的に検討することもプロジェクトチームの役割と思うわけなんですけれども、作業が極めて遅いように思います。先ほども申しましたが、建設用地の検討ばかり先行しても、これ、庁舎は建てられないと思います。土地買いに行くんやということだけを決めているわけなんですけれども、そんなプロジェクトチームだったら、町長、いいんじゃないでしょうか、もう。土地取得する手続についても、これ、先ほどもあれしたように、具体的に説明も示してくれないようなものでは、役場の職員を選抜して組織した意味がないというように思うわけなんですけれども、今後もこのプロジェクトチームの体制で庁舎建設は進められるのか。先ほども言うたあれなんですけれども、土地を買いに行く基本的なことをわかっているのか、わかってやっておられるのか、そのことについてお答え願えますか。 ○議長 -総務課副課長- ◎総務課副課長 まず、一番最初にしないといけないというか、大事なことは、用地をいかに確保するかということになってきます。その件につきましては、先ほども申し上げましたように、地権者に対して、その条件をクリアできるように、今頑張っているところでございます。まず、その用地の確保というのが第一になってきますので、そのことについて担当課で引き続いて頑張っていきたいと、このように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 副課長、頑張っていくんやとかいうそんな決意表明ばかりじゃなしに、議員の皆さんに納得してもらえるようなご答弁を私は期待していたわけなんですけれども、この1年余り全く同じことの繰り返しで非常に残念に思っております。 用地買いに行くんやと、交渉難しいんやと、なかなか条件がいろいろと提示されて、代替地や何やと言われて大変やということなんですけれども、町の財政見ても妥当な価格というのがあるわけなんですよ、これ。だから、その辺も十分わかられて交渉されているのか。それと、先ほども言いましたように、今この時点で買いに行く自体、用地の規模を大体わからなんだら、どんだけ買うんよということ自体もまずできないと思うわけなんですけれども、なぜ、そのようなことしかできないのか。 それで、基本設計に要する予算は計上されていないのですが、今年度はこれ着手しないんやな。また今年度も、これ何もせんと具体的な図面も絵もスケジュールもできずに、またまた無駄な1年を過ごすわけなのか。 それと、最近ようよの資料なんですけれども、いいニュースで、もちろん皆さんご存じやと思うわけなんですけれども、うれしいニュースなんですよ、これ。自治体への財政支援継続へということで、震災対策などで総務省が行ったやつで、総務省は自治体が行う防災減災事業への財政支援を継続すると。前の24年5月10日の緊急防災減災事業計画市町村費用全体表ということの中で、26年度に9億6,000万円、庁舎建設に要望しているんだと。これ正式な資料だと、三木総務課副課長もここでおっしゃられて、この資料を私ここに持っているわけなんですけれども、26年度9億6,000万円、これついてくるわけなんです。確実についてくるわけなんです。こんな状況の中で、今のこの状況で26年度に建設することはできるんでしょうか。また、これ逃してしもうて、今回逃したら、もう二度と印南町には予算はないんだろうと。前回の8億5,000万円でしたか、今回、総務課長9億6,000万円要望しているんだと、ついてきますよ、こんなもん。20億近いもの今回やっていただかないと、ぜひとも議会も応援するんで、ぜひともなし遂げていただきたい。 ですけれども、今のこの状況で、先ほどから答えられているように、三木副課長の答えられているようなことでは、到底、私は無理だと思います。皆さん、そのことは誰しもがわかることだと思います。絵に描いた餅かなと思うわけなんです。情けない話なんですけれども、ぜひともなし遂げていただきたい、これは。ここで、そのことについて、ぜひともやるんだという決意表明をしていただきたい。もう、このことについてはよろしいです、今言うたとおりなんで。表明してください。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今、岡本議員おっしゃられたように、全体計画としましては、26年度に庁舎建設ということの中で、全体計画の中で要望ということで、県のほうに提案してございます。これにつきまして、やはり全力を掲げて遂行できるように、今、副課長も答弁させていただいたように、全力で取り組んでいっているところでございます。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -総務課副課長- ◎総務課副課長 3番目の事務所の位置の変更に関する条例の議会への上程は、いつごろをめどに考えているのかというご質問にお答えいたします。 庁舎建設プロジェクト委員会におきまして、庁舎の建設の位置、さらに資金計画、庁舎の規模等の計画が決定しました段階で、議員の皆様にご説明をさせていただいて、了承いただけるような段階にまいりましたら上程をさせていただきたいと、このように考えてございます。先ほどから何遍も申し上げましたように、決意表明は要らないということではございますけれども、引き続き用地の確保できるように努めてまいりたいと、少しでも早い時期に上程できるように取り組んでまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本庄三です。 これ、皆さんよくご存じだと思うわけなんですけれども、さきの議会ででも9月議会までに上程したいと言われているわけなんです。議事録見ていただければ残っているわけなんです。もっとこう緻密な、ちゃんと裏づけのある、ここの議場では答弁していただきたい。今の先ほどからのご答弁の中では、到底無理だ、そんなのわかり切っている話だと思うわけなんですけれども、曖昧なことを言わないで、きちっとした誠意ある発言をしていただきたい。まずそのことを、今までにも毎議会ごとに申し上げているわけなんですけれども、軽々に発言されずに、きちっとした答弁をしていただきたいということを、まずもって申し上げておきます。 建設の時期は、その条例改正の時期は相当おくれるものと議会として受けとめていいのか。さきの町長の行政報告でもありましたが、目処をつけたいとおっしゃっていましたけれども、具体的にどの程度のことを考えているのか。役場の規模、場所はここで、財政計画はこうでと、先ほどの中では決められていないので、こんなことを言うのもあれかと思うんですけれども、建つことにめどをつけたんやと言うだけではなしに、町長、先ほども言いましたように、26年度、緊防9億6,000万円ついてくるわけなんですよ。町長の任期もあるわけなんですけれども、任期中に目処をつけたい。町長、2期されたら十分、庁舎の棟上げにも立ち会えると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長 -町長- ◎町長 任期中に目処をつけたいということは、確かに申し上げました。任期中と申しましても、私の与えられた任期は、あと2年とわずかでございます。できれば、その間に目処を立てたいということでございます。 先ほどから副課長からも答弁ございましたように、今は用地の確保に全力投球で取り組んでいるところでございます。そういったことで、まず用地の確保が確定した時点におきまして、一斉にその後の事務的なことは進めることができるであろうとそういうふうに考えてございます。当然、その時点で議会の皆さんにもお諮りをいたしまして、ともにご意見をいただきながら、すばらしい庁舎建設に向けて一歩一歩進んで行きたいと、そういうふうに考えてございますので、皆さんのご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 行政報告の町長の目処は、その程度のものだったということです。 プロジェクトチームが25年の1月に発足して、相当、これ先ほども言いましたが、時間たつわけなんで、現時点においても具体的な事業計画は見えてこんわけで、今後の取り組みについても、何か用地買いに行くんや、交渉しやんねんというばかりで具体的な答弁もいただけない。町長、これはもう事実上の事業凍結とも言える状況ではないのか。本当にやる気やったらやれるんじゃないですか、これ。本当に建てたいんだったら、こんなことしていないと思います。どんだけプロジェクト立ち上げて経過するんですか。何の進展もないじゃないですか、この1年余り。 いい案、ひとつ提案させていただくわけなんですけれども、本当に町長が、プロジェクトの皆さんが庁舎を建てたいという思いがあるんだったら、1つだけ私が提案するのは、勇気を振り絞って、前の町有地、ここにしたらいいんじゃないかと。お金もかからない、用地交渉する必要ないじゃないですか、自分の持ち物。自分の家庭においてもそうじゃないですか。あの土地が決して低いところでもございませんし、前にもこのことについては議論もしてきましたが、カルフールもございます、こども園もございます、海抜30mございます、自分ところの土地です。自分の家庭に置きかえてみてください。自分ところにそんな土地があるのに、多少、土地が三角かもわかりませんけれども、自分の土地なんです。せやのに、近所へ土地を買いに行くと、交渉もなかなか難しいと、いつになるかわからない。26年度には9億6,000万円ついてくるんですよ。どうなんですか。ぜひとも、もうそれしか、私は今の現状で方法はないと思うんです。別に前計画に私はこだわるわけじゃないんですよ。今そうなっている現状を踏まえた中で、それが印南町として、議会としても、一番最善の方法なんじゃないかなと。 先ほども言いましたが、これ9億6,000万円流したら、もう二度と日の目を見ることはないと思います。ぜひとも、そのことについて検討していただきたい。前の庁舎がどうのこうのというそのことを忘れて、自分の土地だと、印南町の町有地なんだ、自分らのものなんだと、即もう交渉もなしに使えるんだ。いいじゃないですか。その辺は、町長の勇気を振り絞って英断されることを私は望むわけなんですけれども、いかがでしょう。 ○議長 -町長- ◎町長 勇気を振り絞って新しい場所に変えるということを決定し、今進んでいるわけでございます。それを、時計の針を戻す、そういったことはしようとは考えてございません。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 それでは、私のほうから、大きな2番の過疎集落等再生対策事業の進捗についてお答えいたします。 過疎集落等再生対策事業は、前回の臨時議会で補正予算の承認をいただいた後、すぐに役員会や会員による寄り合いを開き、今後の事業の内容や実施スケジュールなどを話し合いをしております。現在は旧商店の改修の実施の設計をしております。少しでも早く完成し開店できるように、会員の皆様は非常に頑張っておられます。 交流促進対策事業の内容のソフト事業でありますが、農家民泊についても、8月21日から、まず、とりあえず地域の4戸の方々で受け入れを実施しております。また、もう一つのソフト事業のハイキングコースの整備についても、とりあえず一部ではありますが、先日実施して、今後もまた計画的に実施していきたいということになっております。 議員言われるよう、当クラブの自主自立が第一であります。役場がするのではなく、地域の皆さんが協力して事業を実施する趣旨は当初から変わっておりません。再三、会議ごと伝えて、会員の皆さんはそのように進めてもらっています。しかし、まだまだ自立はできていません。これからは、まずは奥真妻地域に合った活性化方法等を地域の皆様と一緒になって検討し、持続できるよう町も指導していきたいと考えております。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 この交付要綱には、先ほど室長言われたように、自立活性化を推進するとあります。これ、今も言われたように、自分らでやっていくという目的で、役場は補助金を出すということですよね。 店舗の改修を行い、生活必需品の販売等を行うということでしたが、経営の見込みについてはどのように考えられておられるのか、経営は成り立っていくのか、過疎化が進む中で、商店経営は非常に困難なものと考えるわけなんですけれども、顧客拡大のめどは立つのか。これ、限定されるのではないのでしょうか。だから、▲▲さんも撤退したんと違うんかなと、私なりには思っているわけなんですけれども、計画に無理はないのか、経営を維持することができるのか、その辺についてよろしくお願いします。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 ▲▲▲▲を借り上げて生活必需品の販売、これは経営というよりは、目的とはしておりません。もちろん店番とか、それはボランティア等を考えてもらっております。生活必需品に対してある程度の利益を、最低電気代とか水道代は発生しますね。何とかその分を、それで賄えないかということで、そのほか、加工室も一部つくっております。その中で、計画ではありますが、昔は、▲▲さんが惣菜をつくって老人のひとり暮らしのところへ配達して、それを販売ですけれどもしていたと、そういうこともできないかということも会員の皆さん、いろいろ考えてもらっています。簡単に経営が成り立つとは思っておりません。今、会員の皆さんの知恵を出し合って、何とか経営が続けるように努力して考えてもらっているところでございますが、ある程度経営に対して、よその過疎集落では町から支援しているところもございます。それをしたら継続は簡単です。事業補助金渡している間は継続できると思いますが、補助金切れた場合、もうそれで終わってしまいます。何とか後を継続できるように、地域の皆様方と知恵を絞って、今、こういうこともできないのか、こういうことは採算とれるのかということを模索している状態でございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 普通、素人が考えても、地域限定された中で、100円で仕入れてきて120円で販売する。電気代や、自分らボランティアやということの中で、それはそれでいいんですけれども、電気代、その他経費は要ると思うので、100円で仕入れてきて100円で売ったら何にもならん。なら120円なりで利益、経費出させないかん。そんな中で、自分らで、その地域の中で、自分らのためにそれが、自分で買うわけです、そんなもん言うたら。限定された、印南からは多分買いにはいかないと、普通、常識的には思うわけです。その地域の中で、自分らが仕入れてきたものにプラス上乗せして買わなければ経営はできていかない、これは誰でもわかることだと思うわけなんです。 町長は、この事業を実施するために、この7月に臨時議会を招集したわけなんですけれども、先ほどの室長の説明もお聞きしたんですけれども、十分住民と協議して計画する必要があったのではありませんかということ。もう少し用意周到で着手すべきではなかったのではないのか。 今後、私らはこの過疎化対策には大変期待もしているし、心配もしているところで、私らもそのことについてはよく考えるわけなんですけれども、期待しているわけなので否定はしないわけなんですよ。大変必要な事業だと思うわけなんだけれども、行政として、ここまではできますよ、ここから先は無理ですよということをちゃんとわかっていて、ずっと、あかんねん、あかんねん、出して、出してという話になっていくと、地獄という言い方は失礼、大変なことになっていくんだろうと思います。存続するためにつぎ込むということは。ですから、行政はここという線引きができないと。そのことをよく理解した上で、住民との間で線引きができていないと、言われるがままに、いやいや、それはええことやええことやとしていくと大変なことになっていくということを思います。だから、もっとやり方はあったのではないか思います。 先ほども言いましたが、経営を維持するための補助金を交付すること、赤字補填のための補助金を行政が交付することは、他の団体、ほかにも団体ございますね、そこから町民に理解は得られない。だから、その辺についてどのような考え方を持たれているのか。ここでそういうことをされて前例をつくると、いや、うちもうちも、うちもしてよ、うちもしてよという、いやここだけやという話にはならないと思う。ですから、その辺についてはきちっとした線引きができているのか。その辺ちゃんと詰まったものがあるのか。そういうことをすると、これ補助金交付要綱の第3条の交付目的に反しないか、その辺について町長の見解をお聞きしときます。 ○議長 -町長- ◎町長 7月の議会でご承認いただいて、今の事業を進めているわけでございます。国のほうから有利な補助もございました。そういったことに乗っかるためにも、時期的にも、ちょうどその時期でなければタイムリミットみたいなものがございまして、そういった経緯もございます。ただ、まだ動き出してはございません。岡本議員は、大変先を案じていただきましてご心配いただいているということには、大変感謝を申し上げたいと思いますけれども、まだ何分動き出してございません。 地域の住民、川又地区と上洞地区あたりが含まれるわけでございますけれども、大変そういった品物が、今ちょっと山を越えて、みなべ町のほうから商売をしに来ていただいておって、何とか生活はできておる状況でございますが、まだ、それもいつまで続くかも未定な部分もございますし、そういった余裕のあるといいますか、時間的な間にある間に、きっちりと地元で自分らが対応できると、そういう体制をつくっていただかなければやっていけないなと、真妻地区、奥地区はやっていけないなという思いでございます。 幸いにして、上洞地区から前田議員も出ておられます。その▲▲▲▲のすぐ近くでございます。ずっとそういったことにもかかわってもらってございますので、皆様方の知恵をかりながら、前田議員のご意見、知恵をかりながら、できるだけ自立していただけるような、そういった方向に向けていきたい。ただ、今のところ、町のほうからどれだけ補助するであるとか、そういった具体的なことは、今の時点では考えてございません。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 今のところ幾らか出すかは決まっていないということなんですけれども、町長、それは結構なんですけれども、出すんかどうか町長の見解、そういうことになった場合には、出されるのかどうされるのか、町長としての考えをこの場で皆さんに示しておいていただきたい。そのことについて、先ほどの質問で言ったんですけれども、今答弁の中にはございませんでしたので、そのことについてお答えください。出されるのか、出されないのか。 ○議長 -町長- ◎町長 この場で、出すとか出さないとかいうことは、ちょっと控えさせていただきたいと思います。ただ、どういう状況になるんかということは、まだ自分でもイメージできておりません。ただ、思っているのは、自立していただきたい、できるだけそういったことのないようにしていただきたいという思いばかりでございまして、今ここで、出すとか出さないとかということは控えさせていただきます。 ○議長 あと1回。 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 いや、そういうことではなしに、だから、先ほども言いましたように、もっと煮詰めて、こういう今議論しているようなことも含めたことをされていないのか。だから、この場で、そうなることも、先ほど私の話の中では、そういうことも含めて想定されることはお話ししたわけなんですけれども、そういうことを想定されたことも議論されていないのか。要綱等つくられたり、地域と一緒になって、自立するためにはそういうふうにされていくんだということで。だから、いざその場にぶち当たったときに、問題が起きたときに、そこで考えるということではなしに、町長として想像つくわけなんですけれども、そういうことに陥ったときはどうされるんかということを、議場の場で皆さんにお示ししていただきたい。だから、そのことについてお答えくださいと。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 それでは、議員の質問に対して、私、ワークショップの時代からこの奥真妻へかかわっておりますので、そこら辺の経過から説明させてもらいます。 3年ぐらい前でしたか、奥真妻の活性化のワークショップを開きまして、どうしたら活性化に持っていけるかというような、何度かワークショップを開いて協議してまいりました。そんな中で、去年ですか、▲▲▲▲が閉店になるということが決まりましたので、これではあかんと、地元の人がどうしていこうかといろいろ話し合いまして、それで、町がしてくれたらええんやというふうな話もありましたけれども、それはできませんということの中から、自分たちでするんであれば、今後継続していけるんであれば可能性はありますよと。それで、その当時は県単事業しかございませんでしたので、県単事業に一遍名乗りを上げて、それで、その後すぐに24年度補正の国費、過疎対策事業が出たということで、それもチャレンジしてみましたが、前の議会でも答弁したように、それは採択されませんでした。 そんな中で、もうそこを何とかしてやっていこうかと、それで、▲▲▲▲が惣菜つくってひとり老人のところへ配ったりいろいろしているので、そんな人も入っていただいてそんなこともできたらなと。まだ、できる段階には至っておりませんが、そのことを考えて、▲▲▲▲をお借りできるんであれば、そういうことを自分たちでやっていこうかということに決まりましたので、ほな、町といたしましても、何か事業で補助金いただいて何かしていこうかということになっております。 そんな中で、先ほどから言いました継続に対しては、議員先生心配しておられるような経費も必要ですね、最低限。もう、ボランティアは最初からボランティアですよということで進めております。補助金を今、もしこの場で出すと言ってしまえば、もうその流れで行ってしまいますので、そこら辺は答弁を控えさえてもらいたいと思います。できるだけ自分たちで何とか継続できるように持っていってもらえたらと考えております。 そして、ほかの自営団体には補助金を出していないという状態の中で、軌道に乗るまで2年間、3年間を補助金出すというようなこともありますが、それはまあそれとして、できるだけ何とかしていって、近々また会議も開くんですが、そのことを伝えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長 -町長- ◎町長 ただいま室長が答弁したとおりでございます。私も、出すのか出さないのかこの場で言って、仮に出しますと言って、ほな出してくれるんか、出さないで、ほんならどうやったら出してくれるのかと、そういった極論にも達します。ただし、奥真妻地区でそういった店が必要であるということは、私も真妻地区に住んでいる関係で十分承知しております。そういったことで、住民の公平性といいますか、印南の方やったらすぐAコープへ走って行けるよと、近くの商店街へ行けるよという大変便利な部分もございます。そういったことも考えた中で、今後、▲▲▲▲の跡地へできる店が大変活気のある、自立のできる、そういった施設になるように、心から念願しているところであります。 以上です。 ○議長 ただいま一般質問の途中ですが、暫時休憩いたします。 10時3分です。15分まで休憩いたします。 △休憩 10時03分 △再開 10時15分 ○議長 ただいま10時15分です。 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 8番、岡本庄三君の質問に対して、執行部の答弁を求めます。 -総務課副課長- ◎総務課副課長 それでは、岡本議員の辺地対策事業の執行について、辺地対策事業債に係るこれまでの経過説明をというご質問にお答えいたします。 辺地対策事業債の予算計上の経過を申し上げますと、3月の定例会に当初予算といたしまして、道路改良事業、切目川簡易水道統合事業などの特定財源としまして、2億3,720万円を予算計上させていただいてございます。しかし、その時点、県に対しましての起債申請額につきましては、印南原簡易水道統合事業も含めまして、2億9,520万円の起債の申請を行ってございました。その後、国の当初予算成立が5月15日でございます。また、同日付で国庫補助金の内示の通知がございました。それで財源の裏づけができたということに伴いまして、6月12日、6月定例会に印南原簡易水道統合事業の特定財源といたしまして、7,310万円の増額の補正を予算計上させていただいたところでございます。その後、7月23日、県より辺地対策事業債の第1次分ということで2億4,630万円の起債協議等予定額内示がございました。さらに、9月5日、平成25年度辺地対策事業の起債に係る同意許可予定額のこれも第1次分としまして、同じ金額なんですけれども2億4,630万円の通知がございました。 このように、辺地対策事業債の県への申請額と同意許可予定額に差異が生じましたので、今回9月補正予算に、減額補正の計上を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 さきの6月議会において森口総務課長は、辺地債の増額については、近いうちに県から回答があると答弁されていたわけなんです。回答の結果、これ申請が認められなかったということなんですか。6月では、県から回答があるんやと。これ6月議会の話なんで。回答の結果、これ申請が認められなかったということは、いいということではなしに、あかなんだということやね。 この辺地債を財源とした水道事業においては、指名業者の辞退から入札に至らなかったというようなことを聞き及んでいるわけなんですけれども、この予算執行しようとした行為、町長、よく聞いとってください。予算執行しようとした行為、これ、事実をどのように説明されるのか。財政の見込みが立たない予算執行は、財務規則に反しませんか。そのことについてお答えいただけますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 6月の予算のときに、辺地債の起債額というのが後に決定しますよということでございます。これにつきましても、今、財務規則の中で予定ということも含まれてございます。それでないと、今も1次分の内示ということでございます。これにつきましては、決定が年度末が決定ということになってございます。それまでどの事業も入札できないのか、執行できないのかということになってくるとございます。これにつきましては、予定ということの中で、水道事業については入札しましたけれども、これについては入札に至らなかったということの中で、その次、事業を組み直して、2つに分けて入札を実施ということを計画してございましたが、その時点において、7月23日に1次分の内示ということの中で、これでは、その時点におきましては、辺地対策事業債が減額ということになりますので、今は特定財源が見込まれないということの中で入札執行はできないと。9月補正で予算確定してから、印南原簡易水道統合事業については入札を執行すると、このように考えて、今回補正予算を計上してございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 課長、これ、入札がもし成立していたら、契約していたら、このことはどのように説明するのか。不幸中の幸いで済まされないのではないのか。これ大変なことやと思います。財政規律を無視した予算自体、問題なわけなんですよ。6月の補正した自体が、これは間違いなわけですよ。今までもこのようなことが、予算措置、予算執行については、何度もこの1年余り議会でも言ってきたわけなんだけれども、会計管理者はこのことについて認めたのか。今までにこのようなことばかりじゃないですか。これ、もっとしっかりしてもらわな困るん違うんかなと思います。 たまたま元気交付金があったわけで、元気交付金がなかったらどのようにしていたのか。当初から元気交付金の充当を予定していたのか。元気交付金は、これ間接的に水道事業へ充当することになるわけなんやけれども、このことについてはどのように考えられますか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この元気交付金については、間接ということに、今質問でございますけれども、これにつきましては、先ほど副課長のほうからも答弁させていただきましたが、起債の申請につきましては、当初、道路事業、そして切目川簡易水道統合事業、印南原簡易水道統合事業、全体を含めて2億9,520万円ということの中で枠組みをしてございました。その中で、それぞれあったように配分をしていくとそのようなことでございます。そして、執行部、町といたしましても、印南町にとって一番有利な方法での執行ということを常に考えてございます。そういうことの中で、今回補正ということの中で、減額になったところは減額、そして、元気交付金が充当できるところは充当すると、そういうことで、印南町にとって有利な財源措置ということで実施してございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 総務課長、大変なことを今言われたわけです。執行部としてそういうこと言うたらまずいんじゃないか。これ、町の有利になるように優先するということで、財政規律を無視してまでも町を優先するということとしても、これは違法ではないんですか。その辺について、おかしいと思います。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 この中では、財政規律を無視というふうには考えてございません。十分協議し、これにつきましては妥当であると、そのように考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 そういう答弁だったらいいんですけれども、これ議場の場なんで、ここでくぎ刺しておきますけれども、先で問題になるようなことあった場合は、責任はとられるんですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 先で問題ということが、どういうことが問題になってくるのかということがちょっとわからないんですけれども、これは妥当と十分認識してございます。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -総務課長- ◎総務課長 次、4点目ですけれども、若もの広場への屋外灯の設置についてということでございます。 若もの広場及び広場までの道路への屋外灯の設置につきましては、大規模災害時等緊急時の夜間活動には有効的であると考えてございます。予定では、グリーンニューディール事業を活用し、広場の入り口に太陽光つき誘導灯を1基計画してございます。これにつきまして、上に上がったところの駐車場のところです。 今後の対応といたしましては、今現在、最優先と位置づけてございます避難道路の整備を重点的に実施してございますので、ある程度、避難道路のめどというところがついたところにおきまして、広場の管理部署と協議しながら検討してまいりたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 グリーンニューディールを活用されて予定されているということで、今年度中にはできるというあれでよろしいのか。 それと、一番最初の質問にもありましたように、若ものへ上がっていく道自体が蛇行して、もし避難するとかそんな場合には、大変曲がりくねっているんで見通しも悪いし暗いので、その辺のことも含めた整備がされるのか。いつごろに、今年度中にできるものなのか、その辺についてお聞きします。それはそれで、ぜひ進めていただきたい。 それと、1つ提案というか、今、外ヶ濱でメガソーラー、今度取り組まれるわけなんですけれども、以前の議会でのお話の中では、借地料が294万円あるんだと、たしかそうだったかと。多少違いはあるんか、それに近いものがあるんだろう。それと、20年間で固定資産が約5,000万円ぐらいあるような話も伺っております。これを合わせると1億円からにはなるんかな。一発で入るわけじゃなしに、21年間トータルでの話になると思うんですけれども、これを財源として、こういう避難場所とか避難道路にLED化を図られたらどうかなと。借地料など、省エネ法とか自然エネルギーの観点からも、そうされるほうが住民の皆さんに、これ294万円固定資産税を一般財源へざっと入れてしまうと住民の皆さんにアピールできない、わかりにくい。外ヶ濱でメガソーラーやってんねん、年間に300万円近いものあるねん、固定資産も5,000万円ぐらいある、それを活用して町内のそういう施設とかにLED化を図っていくんやという。それで、同じ財源で一般財源に入れてしまうんだったら、そうされたほうがなお一層効果あって、町民にもアピールできて、防災等を一番訴えられている町長の公約にも沿って、いいあれだと思うんですが、その辺についてはいかがか。 最初のグリーンニューディールで、まずできることだったらやっていただいて、今後についてはこういうことを、今提案させていただいたことのようなことを活用して進めていただきたいと思いますが、その辺についていかがですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目のグリーンニューディールでございますけれども、これについては、今年度計画しまして、26年度申請ということですので、その予算がつき次第ということですので、早くて26年度ということになってくることかと思います。 そして、若もの広場までの上がっている道路についてのそれもそうですけれども、それにつきましては、太陽光発電というのもそうですし、今沿岸地域に設置してございます、停電時に蓄電池でふだんは商用の電気を使い、停電時には10時間ほど蓄電池により電気がついているというふうな、その辺のところで考えていけたらなということで、それにつきましても、先ほど申し上げましたように、若もの広場の管理部署と協議しながら進めていきたいと考えてございます。 そして、2点目の案につきましては、議員おっしゃられるように、これについては、それは有効なことだと考えてございます。それにつきましては、防犯灯の管理部署でございます住民福祉課長からも、今現在、町内に防犯灯がたくさんございます。それのLED化にかえていくと、そのことに対しての財源の一部ということもどうかなということで協議を進めているところでございます。そのことも含めまして、これの財源を有効に活用していけたらと、そのように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 有効に活用していくということなんですけれども、信用してというか、職員の皆さん前向きとか、やるんやという話は聞いても、なかなかされないのが実態かなと思う。ほんまにできるんやな。その辺、確認しておきます。 それと、町長、メガソーラーのあれはぜひとも取り組んで、LED化、よろしくお願いします。町長の見解をお聞きしておきます。 ○議長 -町長- ◎町長 基本的に大変いい考えであるかなと、そういうふうに思います。担当部署と十分協議した中で、できるだけ前向きに進めていきたいな、そういうふうに考えてございます。以上です。 ○議長 次。 -建設課長- ◎建設課長 それでは、私のほうから⑤ということで、印南川、切目川流域の水害、浸水対策及び山間部の土石流対策について、今現在のハード整備の取り組み状況についてお答え申し上げます。 この夏も全国各地で集中豪雨による被害が発生しております。また、9月15日からの台風18号により特別警報が発令された京都、滋賀、福井でも、議員ご指摘のように、甚大な被害が発生してございます。 本町におきましても、時間雨量50mmを超える場合は、過去の事例から田畑の浸水、住宅での床下浸水等の被害が懸念されるところでございます。印南川、切目川流域につきましては、河川管理者である県に対しまして、豪雨等による被害状況や原因究明、対策法等、その都度協議し、要望してまいりました。その結果といたしまして、直近では、印南川につきましては、河川内の浚渫工事や、水位が高くなるにつれて発生するいわゆる逆流防止等の対策を実施してございます。また、切目川につきましては、河川整備計画といたしまして、ダム建設と河川改修工事を実施しているところでございます。 また、近年のゲリラ豪雨によりまして、床下浸水が発生している宇杉地内につきましては、今議会の追加議案として上程しております町道東光寺光川線避難道整備工事により水路改修等を実施し、対応を図る予定でございます。 山間部の土石流対策でございますが、建設分野の通常砂防事業につきましては、古屋地区での測量設計に着手してございまして、印南原2カ所、これは東谷、西谷でございますが、それと羽六の1カ所、新家谷、これにつきましても、地区調査も終了してまいりまして、事業採択に向けて要望をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 今、建設課長のお話にもありましたように、さきの18号台風では全国初の特別警報出されたわけなんですけれども、印南町として防災担当者にお聞きするわけなんですけれども、これ、防災上対策をとることを考えているのか。それで、特別な対策を講じる必要はないのか、この特別警報が8月30日から流れて、きのう、全国初の京都、滋賀、福井に出されたわけなんですけれども、今までにない対応をしていかなければならないのかなと思うわけなんですけれども、当町としてどのような考えを持たれているのか、そのことについてよろしく。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これにつきましてですけれども、ことし10月29日ですけれども実施予定してございます自主防災会連絡協議会の研修会というのがございます。その中で沿岸地域、中山間地域、山間地域のそれぞれの地域におきまして、自主防災組織の日ごろの備えや活動、有事の際の活動について、講師の方に講演をいただくことになってございます。今は津波対策についてのワークショップを実施してございますが、今後は水害、浸水、土石流対策についてのワークショップも実施してまいりたいと考えてございます。 中山間地域、山間地域の自主防災組織の代表者の方々には、今までにも水害、浸水、土石流が発生する可能性のあるときには、危険箇所に住まわれている方の対応について、それぞれの地域に合った対応ということを講じていただくよう、また、地域で話し合っていただくように、皆様方にお伝えしてございます。これにつきましても、その後、8月に特別警報というふうなことが法律で制定されました。これを受けまして、やはり今度、特別警報が出された場合は避難指示という対応になってくると思います。この辺につきましても、十分、自主防災組織の方とも、日ごろから対応についてお話をさせていただき、それぞれの地域に合ったように安全な場所を確保していただくというふうなこともお互いに協議してまいりたいと、このように考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 特別警報により住民の避難行動というのは変わるんだろうなと、今までと違って特別警報ということで。避難誘導の方法とか、避難場所の変更等は必要になってくると思います。行政は、この辺、具体的にどのように考えているのか。住民の自主対応に任せるだけでは不十分やと思うわけなんですけれども、その辺についていかがなのか。今言われたように、避難指示、避難勧告というのは町長がすべきであると考えなあかんのやけれども、見直さなあかんのではないんかなと。これ、今までどおりでええんかなと、その辺についての見解を。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これにつきましても、今年度、地域防災計画の見直しを実施してございます。その中で、この特別警報等も含んで避難の仕方等については、その中に盛り込んでいかなければいけないというふうに考えてございます。これについて地域の方とも協議しながら、安全な場所ということで、公共施設ばかりではなく、その地域のところで避難できて一番安全な場所というところであれば、やっぱり地域の方も含めて、その場所が安全ということであればそこを避難場所としていただくというふうな、そういうことも考えていく必要があるんだと考えてございます。 以上です。 ○議長 -町長- ◎町長 ただいま総務課長、申し上げたとおりでございます。この場で、どこの場所がどう逃げるであるとか、ここの場所はこうであるとかということは言えませんが、一番詳しいのは地元の方であると思います。そういった未曽有の災害が発生したときには、一番こうすれば安全であるということは、十分ワークショップ等、関係していきます区長さんにもお世話になると思いますが、十分、地元のご意見ご要望を調整し聞いた中で、こうしていく分が一番安全であるとそういったことを煮詰めていった中でつくっていかなければいけないな、そういうふうに思っております。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -教育課長- ◎教育課長 6点目の警報発令時等の印南町小中学校の対応についてでございますが、気象警報発令時等の対応については、印南町に暴風警報、大雨警報、洪水警報のいずれかの警報が登校前に発令された場合、自宅待機とする、また既に登校した児童につきましては、学校において安全を図ることとし、午前10時までに警報が解除された場合は、その後登校とする、また午前10時から12時の間に警報が解除された場合は、家庭で昼食を済ませて午後から登校とする、12時を過ぎても警報が解除されない場合は休校とするといった内容を、原則としましてマニュアル化してございます。あくまでも、状況等を十二分に考慮して変更することもあるというふうにしてございます。また、登校後に発令された場合、下校時の安全性に配慮し、保護者に一斉メール等により迎えをお願いするなどの対応をしてございます。 その他の各警報、津波警報などでございますが、印南町に発令された場合も同様、各学校において状況を判断し、教育委員会と協議して対応をしてございます。いずれにしろ、子どもたちの安全確保を最優先に対応しております。 なお、授業等についての影響でございますが、授業カット等の場合は、後日、振りかえ授業などにより授業時数確保を行っており、影響等はないというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 先般から大変、警報の発令が多いということで、保護者の方からよく相談を受けるわけなんですけれども、昨今の若い世代は皆、共働きがほとんどだと思います。その中で、先ほど課長の答弁にありましたように、メールで迎えに来るようなメールを送られているんだと。それも私も見せてもいただきましたが、10時までだったら自分で、10時から12時だったら午後というような、時間によってそのということなんですけれども、先般の場合は、給食が出ているにもかかわらず、給食を食べてから1時半にということで、それもその時間内に入っているわけなんでしょうけれども、割と2日も続いて天気もよかったと。その後の、今は天気いいけれども、帰っている下校中は天気いいけれども、その後に大きな雨が来るかもわからんという予測のもとでのことだったのかもわかりませんけれども、保護者の方は、できれば先生が送ってくれる、もし迎えに行けない場合は先生が集団下校で送ってくれるんだということなんですけれども、家へ帰っても1人だとか、そんな中でだったら、確実にこれは危ないというような状況の中でだったら、それはやっぱり帰らないかんのでしょうけれども、授業時間も確保していかなければならない、そんな中では、もっと学校に置いていただいたほうが保護者の方も安心するんだというご意見もございますので、できる限り、警報出たさかいもう帰れということではなしに、学校で見ていただきたい、授業もやっていただきたい。それのほうが後々、カリキュラムも全部遅れていくこともないんだろうと思いますし、保護者の方もそういうことを望まれております。ぜひとも、先生方にしたら大変なことになるんかもわかりませんが、その辺よろしくお願いします。いかがでしょうか。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 警報発令時の対応でございますけれども、あくまでも子どもの安全確保を第一というところに重点を置きまして、例えば、昨今、大雨警報土砂災害つきというのがかなり多く発令されております。または、洪水警報等もそうですけれども、その中で、学校に登校していた場合、家庭に帰すのが危険な場合等もございます。そういう場合につきましては、今後とも学校と協議をしまして、学校におって安全を確保するという方法も考えていきたいというふうに考えてございますし、先ほどもありましたように特別警報等の関係もございます。そういう中で、マニュアル等を見直していきたいというふうに考えてございます。 ただ、マニュアルのみにこだわっているのではなく、子どもの安全大優先というところで、例えば、昨今、警報が出ておったとしても安全を確保して登校してほしいという町内放送も入れたこともございます。状況に合った判断をしていきたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 そのことはそれでいいんですけれども、保護者の方に一斉メールされると、これはどこでも一緒だと思うんですけれども、特に印南小学校の場合、校門付近が大変混雑するんだと。それで、状況も雨とかそういう状況の中でもありますので、かえって事故、2次災害というのか、まだ起こってはいないんでしょうけれども、起こり得る可能性も思われますので、その辺の対策というのか、配慮もぜひしていただきたいなと思います。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 警報発令時の保護者等のお迎えの件で、特に印南小学校付近の校門前が非常に混雑していることにつきましては、私もその時点を見まして思っております。そのことで、学校と保護者との間におきまして、例えば一方通行風というんですか、一方通行のほうにならないかとか、校門のはたまで迎えに来なくて、ちょっと役場の駐車場を活用するとか、そういう方法等もお願いをしてほしいということで要望してございます。 ただ、実際には、あの状況を見ますと、誰もが校門の前にいち早くというふうな状況になっています。その危険性は十分認識しておりますので、今後とも、そのことについては注意喚起をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -教育課長- ◎教育課長 7点目の町の文化財を活用して津波対応の啓発ができないかについて、町長にということでございますけれども、文化財等の関連もありますので、教育課の私のほうから答弁させていただきます。 議員おっしゃるとおり、1707年の宝永南海地震で162名もの多くの町民がなくなったことの教訓を生かし、その147年後の1854年の安政南海地震には死亡者なしであった。しかし、安政から92年後の1946年の昭和南海地震では、津波による犠牲者は16名に上った。このことは、安政のときとは違って、宝永の教訓は昭和に伝わっていなかったことが原因の一つであると言われています。 しかし、印南中学校の生徒たちが、2005年、平成17年から津波研究班を組織し、地震と津波についての調査研究等を行っています。その中で、紙芝居「安政印南のキセキ」を作成し、その教訓を伝えていこうと取り組んでいます。 そのようなことから、印定寺の高浪溺死霊魂の墓と合同慰霊碑を文化財に指定するか否かは別としましても、その教訓、言い伝えを記す掲示板等の設置につきましては、防災の担当課とともに印定寺とも協議をして、前向きに取り組んでいきたいと思っております。ぜひとも、教育委員会でも、その教訓を後世に伝えていきたいというふうに考えてございます。 以上です。
    ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 防災課担当者と前向きに協議していくというお返事なんで、先ほども言いましたが、前向きに職員がやるんやというのは、何かこうほんまにとってええんかなとも思うんですけれども、その辺よろしくお願いします。 私の言いたいのは、教育というのは最大の防災やと思っていますので、津波、地震は住民のDNAに記憶させることが一番大事かなと。子どものころからの教育が、事あったときに発揮するのではと思います。建物建ててそこへ避難すれば大丈夫だというそういう考え方ではなしに、やっぱり人から人へと言い伝えて引き継がれていくことが、最大の効果を発揮するんかなと思いますので、ぜひとも、そのことについては年度内によろしくお願い申し上げます。 ○議長 -教育課長- ◎教育課長 ぜひとも、前向きに取り組みたいということを信じていただきたいというふうに思います。 それから、ご参考までに、印南中学校の津波研究班でございますけれども、今現在、「知っていますか地震と津波」というふうな研究成果といいますか調査、中学生レベルでございますけれども、その冊子を作成してございます。また、それを子どもたちが考えて、印南校区の各戸に配布したいということで、要約版、ダイジェスト版を作成しているというふうに聞き及んでおります。 どうか、そういう中で、そういう言い伝えといいますか、教訓になることを教育委員会も後世に伝えていきたいと考えておりますので、どうぞ信じていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -税務課長- ◎税務課長 それでは、私のほうから、8番目の1点目でございますが、税務課の徴収についてということで、この点につきましては、賦課と徴収がセットになってございますので、あわせもったご答弁をさせていただきたいと思います。 税務課の業務の中で一部住民の方に不適切な対応があったとのことでございますが、町民税の賦課において、一部課税漏れと課税内容等に誤りがございました。納税者の方には、ご迷惑をおかけしたことに対し、深くお詫びを申し上げますとともに、誤り等の内容をご説明させていただき、賦課及び徴収においてご理解をいただいたところでございます。 今後において、こうした誤りを二度と起こさないよう、私も含め、職員一丸となって事務処理の徹底を図り、再発防止と信頼回復に努めてまいります。 また、現在、賦課徴収事務におきましては、納税者からのいろいろな問い合わせ等に迅速に対応するよう、課員にも指示したところでございます。現時点では、苦情等の取り残しはございません。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 私が直接住民の方から聞いた話なんですけれども、税務課職員以外の職員から納税の督促もあったと聞き及んでいるわけなんですけれども、個人情報、職員の守秘義務は徹底されているのか。このことは税務課長は把握されているのか。事実であるとすれば、どのような説明をされるのか。よろしく。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ただいまのご質問でございますけれども、他の職員が税務課の内容等、十分知っておって、それはどうかというご質問でございますけれども、確かに、個人の情報というものは、守秘義務は守られているところでございます。そうした中で、他の課の職員に対してそういうことを言うということはないわけでございます。ただ、債権管理委員会というものがございまして、そうした中で、各課と連携した中で対応するということもございます。そうした中で、こういった事例があるんですよということも債権の中では申し上げてございます。そういう内部の情報というのは、そういうことはしてございますけれども、ただ、外にそういった形で漏らすというようなことは、私どもは一切してございません。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 税務課長はそういうことはないんだと。最近でしたら、債権管理委員会はいつ開かれましたか。 それと、この滞納情報の個人情報の取り扱いについては、最も慎重に扱う必要があると思うわけなんですけれども、私が聞いている中では、ごく最近の話なんですけれども、あったということで。 その個人情報ではなしに、現に私にも、ここにこれあるわけなんですけれども、督促状兼領収書、国民健康保険からのお知らせというものが、ここ最近いただいたわけなんですけれども、こういうことは私だけのことだったら別に取り上げもせんわけなんですけれども、このことについて課長とお話ししている中で、このようなことはよくあるんだと私に言われたわけなんです。このようなことをなくすことが徴収率を上げることになっていくんだろうと、そのようなことに努力するのが、これ民間では考えられないような話なんですよね、よくあるんだと。それで、事前に、私の名前もリストにはあって承知していたんだと。その上でも発送しているんや、そういうこともあったわけなんです。 役場職員と住民の皆さんとの間に、大きな隔たりがあるんではないかと。納税への理解は、町民と役場の信頼関係を築くことが最も大切なことであると思うわけなんですが、このようなことが再々あるようでは、町民との間に信頼は築けんのと違うんかなと。もう少し誠意を持った対応をしていただきたいなと思うわけなんですけれども、このことについては町長にも何度かお話ししたことがあると思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 それでは、私のほうから、今、岡本議員言われた督促状の発送についてということでございますけれども、これにつきましては、あくまでも納期内に納付がなかった場合は20日以内に督促状を発送しなければならないという法的なこともございまして、発送したものでございます。個人を指して出したというようなことは、一切ございません。 ただ、よくあるんやよという話を私がしたというのは、いろいろと国民健康保険なんかの場合は、住民課の窓口のほうで届け出していただきます、異動等の処理の中で。そうしたときに、税務課のほうに回ってくださいよというふうに窓口のほうでもお願いしているんですけれども、そうした中でどうしても抜ける場合もあって、こういった自体になったのかと思います。 今後とも、住民課とも連携も図りながら、各種届け出等あったときに、税務課へのほうも対応できるような体制というのを強化していきたいと、かように考えてございます。 それと、住民の方の税に対する信頼、信用でございますけれども、これにつきましては、税は一番大事なことは住民の方の信用でございます。信用を落とすのは一瞬でございます。ただ、信頼回復に努めるのには時間がかかるということでございまして、私どもは、今後において十分注意していきたいと考えてございます。まず、町民の方々にはわかりやすく説明を行うという心がけと、今回ご指摘いただいた不快な思いをおかけしないよう、より一層親切丁寧な対応に努めてまいりたい。また、納税者からの苦情には迅速、的確に対応し、税務行政に対する信頼を確保することが重要でございます。こうした点に十分、今後注意を図りながら事務処理に努めてまいりたいと、かように考えております。 以上です。 個人情報等につきましても、先ほどもちょっと申し上げましたが、個人の内容等については十分慎重に取り扱うよう今後も対応してまいりたい、かように考えてございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 最近といいますか、債権管理委員会を当初1回開催しまして、その後、事務担当レベルで一度、問題点等を洗い出すようにということで今指示してございまして、2回目の債権管理委員会は今開いておりません。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 その債権管理委員会というのは、一度当初に開いたということなんですが、それはいつかということと、そのことをまずと。 それで、私の場合は届け、自らしなかったんだということなんですけれども、ここに納付書とお知らせという中には、家族に異動があった場合、必ず国保の窓口に届け出してください。私はそこへ届けたんです。それ以上のことは何もここには、税務課へ届け出しなさいとか、何一つ書かれていない。これは、そこへ届けた時点で、税務課が、自分らが全部調べるわけじゃなくて、異動あったことについて税務課が自らチェックをすべき、これが本来の税務課の仕事だと思います。それを住民に、あんた届けしていないさかい、岡本庄三という名前が滞納者の中にある、出しておけ、こんな機械的なことでしているからこそ、郡内一の徴収率が悪い、そのような結果になるのではないか。いかがですか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ただいまの健康保険等の窓口への届け出等についてでございますけれども、私先ほどご答弁させていただいたのは、個人さんに対して税務課へ行ってくださいよというふうに言うたんではございません。あくまでも役場の内部の問題でございまして、住民窓口で届け出をされたときには、税務課との連携を図ってもらおうというふうな話は常にしているんですけれども、たまたま今回ちょっとぬかったんかなというふうにも思います。そうした点につきましては、私ども税務課といたしましても、十分、内容等を確認しながら今後進めてまいりたい、そういうふうに思います。 今回、岡本議員には、いろいろご迷惑をおかけしたことにつきましては謝らせていただきまして、ご答弁といたします。 以上でございます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 1回の債権管理委員会の日付ですけれども、今ここに確かな日付というのが、ちょっと今、記憶で正しくございませんので、後ほど議員のほうにお知らせさせていただきます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 念のために言うときますけれども、これ私個人のこと、今、例のことについて、個人のことを取り上げて言うたように、このようなことが多いと。私はそれでいいんですけれども、たまたまこのようなことが多いんだということの中で一例を挙げて、わかりやすいのかなと。私が議員をしているんでということじゃなしに、これ普通に私も一住民なわけで、そのことに対してどうなんですということなわけで、そやさかい、それを課長は認められたということなんですね、先ほどの答弁は。それだったら結構なんですけれども、個人的なことを申し上げたんではございませんので、その辺だけご理解いただきたい。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ちょっと答弁に不適切なところがございまして、大変申しわけございません。私も一個人を指して答弁したつもりはなかったんですけれども、全般的な中で、今後こういったことが起こらないように注意をしてまいりたいということでございます。 以上でございます。 ○議長 次。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 先ほど、窓口業務の取り扱いということの中で、若干フォローさせていただきたいと思います。 異動あった場合には、うちの窓口で国保の加入、あるいは転出等届けを異動させてございます。その分については、今、こういったことができるだけ防げるようにということの中で、システム的には必ず連動するようになってございます。国民健康保険税の係るその画面に、必ず世帯主として異動が課せられます。その中で、賦課徴収という形の中で臨んでいくということになります。 また、窓口の異動票につきましては、国民健康保険税の担当の方が、異動があるたびにその原本を閲覧してございます。その中での対応もしてございますので、今後この事務を徹底していくことが、今の言ったこの事例をなくすことになるかと思いますので、ご理解賜りたい。 以上です。 ○議長 次。 -税務課長- ◎税務課長 それでは、私のほうから、2点目の窓口業務の休日開庁についてということの取り組みについてのご答弁をさせていただきます。 税務課における窓口業務の件数は、1日平均5件で、1カ月130件程度でございます。休日開庁につきましては、直接、住民の方々からの要望は聞いてございませんが、休日、日直等に税金のお支払に来庁されたことはあります。そうしたときは、連絡を受け、税務職員が対応しておるところでございます。 今後において、住民の方々の休日開庁に対するお考え等も十分お聞きしながら、対応を検討していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 得意な前向きに検討するというご答弁なわけなんですけれども、私はよく耳にするのは、所得証明書が欲しいんだとか、このようなことはちょくちょく耳にするわけなんです。一応休日で住民福祉課が行っていて、大変、町長の行政報告にも好評だということもございました。日曜日、税務課の職員さんも、住民福祉課と一緒になって日直がわりに出られたらいいんかなと。何の問題もないんかなと。そこで、ただ日直やとずっと座っているだけではなしに、休日振り替え、代休はあると思います。ですから、そこで、日曜出勤されたときには日常の自分の業務をされていて、何も誰も来なくても、日常の業務をそこですれば何の問題もないのかな、費用的にも何の問題もないのかな、このように思う。 それで住民サービスが向上すれば、住民福祉課に大変効果があったということなんですが、これは、もう住民福祉課と税務課が一緒になってもええぐらいの今の状況なわけなので、今は若い人は24時間働いているわけで、役場の職員じゃないですよ、8時半から5時15分までというような方はごく少ない方だと。24時間、若い方とか、若い方に限らず、皆さんはそうやって働かれているわけで、ぜひそういう機会をつくっていただきたい、このように思いますが、いかがですか。 ○議長 -税務課長- ◎税務課長 ただいまのご質問でございますけれども、私どもは直接確認とかしてございませんけれども、徴収業務につきましては、休日問わず、今でも行っておるところでございます。 ただ、所得証明とか、各種証明につきまして、本当に、今のところどうかなというようなところもあって、今、私どもいろいろと検討しているところではございます。議員おっしゃるように、住民ニーズに沿うような形の中で今後考えてはどうかということでございますが、全く私もそのことについては前向きに考えているところでございます。今後、こういった休日対応につきましても、もう少し前向きな形の中で考えていきたいと思っております。 また、課員ともこういったことについて論議もしてございます。課員のほうからも、もう今の時期、やはりこういったことも必要かなというような声も上がってきてございますので、いろいろなことも踏まえて、最終的に判断をしていきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 最後に、町長の見解、お聞きしておきます。 ○議長 -町長- ◎町長 東京オリンピックにしろ、和歌山で行われる国体にしろでありますが、おもてなしという言葉が大変クローズアップされてございます。基本的には、おもてなしということは、大変、印南町におきましても必要であるかと思います。そういったことを踏まえて、今後、住民のサービスということ、住民に対するおもてなしと、そういった気持ちが少しでも住民にご理解いただけるような方向で進めていきたいなと、そういうふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 次、お願いします。 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私から、大きい9番目のアークライトバルーン投光器の利用状況についてということでございます。 これにつきましては、まず、アークライトにつきましては、現在、まだ利用実績はございませんが、一度、消防幹部の皆様方に、どれくらいの距離を照らせるのか確認していきたいとそのように考えてございます。そしてまた、いつでも利用できるように、定期的に発電機の点検を実施してございます。 バルーン投光器につきましては、今年度ですけれども、消防団第1分団、第5分団の夜間訓練で明るさの確認をしましたところ、大変好評でございました。各分団1基の導入を考えてございまして、補助の申請をしてございます。これにつきましても、定期的に発電機の点検を実施してございます。 そして、この管理場所ですけれども、アークライトにつきましては、今、あけぼのふれあいセンターで、そしてバルーンにつきましては、今1基ということでございまして、稲原防災センターで管理してございます。 以上でございます。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 アークライト、今まで使ったことないんやと、今度消防団の幹部に見せたいんやということ。バルーン投光器については、第1分団、第5分団の夜間訓練で使ったということだったわけなんですけれども、これらの運用規程、どのようになっているのか。これを購入するといったときに、運用規程というの、誰が使うんやということ決められた上で、何でもええさかい買うとけよということではないんだろうと思います。その辺、運用規程のことについてお答えください。 それと、その運用規程の中で、どのようなときに誰の判断で、だから、運用規程の中に含まれるわけなんですけれども、これ誰が使用することとなっているのか、誰でも使えるのか。今、アークライトはあけぼので、バルーンは稲原だと。アークライトについては発電機が別に要るんだと思うんですけれども、だから発電機もセットということなんですよね、その辺の説明。 これ、アークライトを、さっきも言ったように、消防団の幹部に今度見せるんやということなんですけれども、消防団の方に聞くと、全然そんなの知らない。幹部の方に聞きましたけれども知らない。これ、消防団の備品として購入していないですね。その辺について、よろしく。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 管理規程というのは、今こしらえてございません。アークライト、このバルーンにしても、両方、消防団でということで、幹部会議では、各分団に1基ずつ導入していくというふうなことでは、消防幹部にはそのように伝えてございます。そして、発電機とライトとセットということの中で、消防の備品ということの中には今、載せてございませんけれども、指摘のとおり、これについては載せていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 総務課長、何か答弁おかしくないですか。つくられていないんやと。規定も何もつくられていないけれども買うてんねん。消防団も知らんという中で、いや、消防団に使ってもらうんやよということなんですけれども、その辺、誰が使うんかというきちっとしたものがないとあかんの違うんかなと。 これ、たしか、かなり前に購入されているんですけれども、いっこも使われていないこと自体、何のために買ったんよと。先般の8月15日ですか、不審火等であったときに、夜間なんで足元が暗くて消火活動が困難であったという声も団員の方から聞くわけなんですけれども、夜間の消火活動にアークライト等の使用は、消防団のものだと言うんだったらなぜ使わなかったのか。ずっと宝の持ちぐされで倉庫に置きっ放しておくんだったら、これ、広く使うことによって消防団員や町職員の意識づけにもなると思うわけなんですけれども、使用方法やその存在すらも知らない。これ、何のために買うたのか。必要やさかい買ってんやさかい、使うことが大事やと思うわけなんです。その辺、きちっとした答弁いただきたい。 そのような状況で置いとかれるんでしたら、私ごとと言うんかあれなんですけれども、地元山口区では、毎年8月には盆踊り、ことしで17回開催しているので、日裏町長も最近なんかはお見えになっているようなんですけれども、住民の皆さんに周知徹底する意味から、そんなときに来年、ぜひ一度貸してくださいよ、山口区に。バルーン投光器アークライト、昼間使っても何の効果も、意味も、住民の皆さんにわからんので、盆踊りのときに使って、こんなもの印南町には持っているんですよ、こんな明るいんですよ、暗かったときにはこれ使うてくださいよと広報しますよ。ぜひ、お貸ししていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今岡本議員おっしゃられました、消防団の人が知らないというふうに今おっしゃられていましたけれども、幹部の方にはちゃんとそのように伝えてございます。それが団員の方まで伝わっていなかったというふうに思います。そして、これについても、先ほど申し上げましたように、消防団の備品として整備していきたいと、そのように思っています。 以上です。 ○議長 -8番、岡本庄三君- ◆8番(岡本) 8番、岡本です。 総務課長、確認しておきます。消防団の備品として今する、これからされるんですか。今までは違うて、今ここで指摘があってというんか、質問があったんで、これからはされるのか、今までそうだったのか。 それと、別に山口にはこだわりませんけれども、例えば、こども園の七夕コンサートであるとか、体育館の前で行われている印南の盆踊りとか、そういうところで、さっきも言いましたように、披露することによって、そのことについての答弁も含めて、最後になろうかと思いますけれども、よろしく。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 これについては、消防団の備品とすることを、今ぬかっておったということでございます。これについては十分反省して、備品として整備するということです。 そして、これにつきましては、いずれも消防、防災関係について利用するということですので、一般への貸し出しということについては、これはちょっと難しいんじゃないかと、このように思ってございます。 以上です。 ○議長 以上で、8番、岡本庄三君の質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。 ただいま11時22分です。午後1時0分まで休憩いたします。よろしくお願いします。 △休憩 11時22分 △再開 12時57分 ○議長 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 それでは、-5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 皆さんこんにちは。お疲れさまです。 今回、8月4日の印南町議会において、選挙において2期目の当選をさせていただきました。この4年間、町民の皆さんの代弁者となるべく頑張ってまいりますので、引き続きよろしくご指導をお願いいたします。 それでは早速ですけれども、一般質問に入らせていただきます。 まず、コミュニティーバスの運行についてお聞きしたいと思います。 ①として、利用状況はどのようになっていますか。また男女別、地域別、利用場所、利用日数などはどのようになっていますか。 ②として、利用されている方々の満足度はどうですか。アンケートなどはとっていないのでしょうか。 ③運行費用はどのぐらいかかっていますか。 ④完全デマンド化を導入してはどうでしょうか。 ⑤古井でのバスの停留所は考えられませんか。 2項目めとして、昨日も台風がございましたけれども、今、気象状況も大変大きな災害がもたらされております。そういった中で、防災についてでございますけれども、緊急を要する場合の仮設住宅の用地は確保していますか。 ②空き家バンクに登録している家は、緊急の場合、使うことはできないのでしょうか。 ③促進住宅は緊急時には使えないのでしょうか。 以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。2回目以降は自席で行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私から藤薮議員の大きな項目コミュニティーバスの運行についてという中の1点目ですけれども、利用状況はどのようになっていますかというご質問についてでございます。 これは、平成23年6月の運行開始から平成25年8月までの利用料金別の延べ人数でございますが、一般乗車これは300円ですけれども、これは延べ1,686人、そして運転免許証返納者、これについては150円ですけれども、263人、それから乗継者といいまして南海バスからコミュニティーバス、それからコミバスからJR等、そういう乗継者、乗り継ぎでコミバスを使われる方ですけれども、100円でしてこれは107人、それから高校生以下これにつきましては、無料でございますけれども、120人で合計延べ2,176名の利用をいただいてございます。 男女別では、これは実人数ですけれども、男17人で10.9%、そして女139人で89.1%でございます。 それから、地域別の人数の集計が、これにつきましてはできておりませんが、利用されている地域といたしましては、真妻地区の小原、皆瀬川、そして切目川地区の樮川、古井、羽六、宮ノ前、それから切目地区の西ノ地、島田、それから印南です。それから印南原地区の白河、南畑、中越、それから星ケ丘、滝ノ岡、それと山口の方々が利用されてございます。利用場所につきましては、下車してからどのように行かれているのかわかりませんので、これにつきましても把握はしてございません。 利用日数につきましては、467日間でございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 今、利用場所についてはわからないということだったんですけれども、お医者さんへ行かれるとか買い物に行かれるというようなことは、そこまでもわからないような状況ですか。 そうしますと、今、男性17人、女性で139人ということなんですけれども、男性の場合は病院とかが多いのかなという思いがあるんですけれども、女性の場合は買い物、病院から買い物へ行かれているという、その大体のところもわからないんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 やはり運行事業者さんからもお互いに報告等受けたりしていますので、やはり議員おっしゃられるように、切目川の方におかれましては、切目の駅前のお医者さんをご利用される方が多ございます。それと買い物ということで印南まで運行してございますので、印南で買い物をして、そしてその時間を利用して役場へも寄って事務を済ませて、そして帰られるという方が、主なものとしてはそういう方々が主でございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 この利用されている方というのは、毎回同じような方が利用されているんか、それとも段々当初よりも増えてきているんか。その辺どうですか。同じような方が使われているんであれば、限られたところへ運ばれているのかなと思うんですけれども。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 やはり月に数回利用される方もいてますし、1回であったり2回であったりという少ない方もおられますけれども、多い方は多い方で、もう決まっています。そういう方はお医者さんというところが多いかなというふうに認識してございます。 以上です。 ◆5番(藤薮) 次、お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、2つ目の利用している方々の満足度はどうですかというご質問でございます。 これにつきましては、アンケートなどをとっていないのかということですけれども、今現在では、まだアンケートはとってございませんが、現在利用されている方からの苦情とか不満は、まだ私の耳、また役場には届いてございません。また、運行事業者にも利用者からの意見等があれば報告いただくようにしていますが、その報告もございません。 昨年の6月までですと、運行形態が路線運行ということで、決まった路線上しか動かないと、そして要望によっては臨時でということで、これも決めてある運行路線ですけれども、そこまで足を延ばすというふうな運行形態でございました。そんなときにはもう少し家の近くまで来てくれないのかというふうな意見がございました。しかしながら、昨年の6月以降、陸運局の許可を得まして、運行形態を区域運行としたことによりまして、バスの入れる範囲でできるだけ近くまで送迎できるようになり、それ以来、意見等は伺ってございません。しかしながら、より利用者の利便性が図れるよう、運行業者と研究しながら進めてまいりたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 私もこの選挙のときに各所へ回らせていただきますと、印南原の西地区なんですけれども、これは南海バスが走っているところなんですけれども、御坊へ行くのは便利はいいんやけれども、印南へ来るのが便利悪いんやという声がありました。印南へ来ようと思ったら、駅まで来てそこから電車へ乗る方法しかないんかなと思うんですけれども、これまた5番目の質問にもちょっと引っかかってくるんですけれども、この印南原西地区、立石とかの場合はこれデマンドでやっているんですけれども、印南原の明神川、蕨野の付近になると思うんですけれども、この方々は役場へ来るにももう一つ便利が悪いんやという声がありました。ここらは解消することはできませんか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今の議員の質問でございますけれども、立石地区につきましても、南海バスが運行していませんので、予約があればその辺まで運行ルートは延ばしていきます。しかし、明神川であったりとか蕨野であったりとか南谷であったりとかしますと、議員おっしゃるように南海バスが運行していますので、そちらのほうに乗り入れるということは民間を圧迫するということで、それは許可いただけないというふうな状態でございます。そういうことで、その地区の方々が役場へ来るのに大変不便しているということでございます。これにつきましては、議員おっしゃられましたように、南海バスで真妻行きですか、日裏行きのバスに乗車していただいて、稲原駅で電車を待って役場へ来ると。今では、役場へ来るためにはその交通手段しかございません。 コミュニティーバスでそこを何らかの方法でということになりますと、南海バスが印南町から撤退したとそういうふうな状態になったときには、町のコミュニティーバスもそちらを運行させて役場までということがいけるんですけれども、今現時点では、それは不可能な状態であります。しかし、これについても南海バスさんと今後協議して、事業者さんとの乗り継ぎの場所等も検討して、いい方法はないものかということで調整できたらなということで、今後検討の課題の一つとしていきたいと考えてございます。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 よくわかったんですけれども、これも4番の質問の中でもちょっと触れるんですけれども、その時間的な隙間があると思うんですよ。運行している時間帯、その隙間へ2時間おきか1時間おきかは知らないけれども走っている間へ、走っていない時間帯へそのデマンドタクシーを入れるということは不可能なんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 その辺につきましても南海バスさんと、最初、陸運局と協議したときにですけれども、やはり運行している場合、どうしてもコミバスのほうが料金は安くなります。そういうことから民間を圧迫する。そのときに南海バスさんを使わなくて間に入れた場合、南海バスを使わなくてそれを使うというふうなことで民間を圧迫していくということもあります。そういうこともありますので、やはりこれはなかなか難しいことですねということがあります。これにつきましても、南海バスさんと十分、今後の課題として協議していきたいと、そのように考えてございます。 以上です。 ◆5番(藤薮) 次。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、3点目の運行費用はどのくらいかかっていますかというご質問でございます。 これにつきましては、平成23年度ですけれども、これは6月から運行開始ということですので10カ月間の運行です。これは405万3,641円でございます。それから平成24年度、これについては1年間実施してございます。これにつきましては480万8,573円、それから25年度ですけれども、これにつきましては予定です。3月31日までで、今、契約金額が482万4,958円となってございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 今482万何某だったんですけれども、これをその人数で割ると大体4,000円、5,000円ぐらいになるんですか。それと利用料、一般の方で300円ですよね、これ足した分が1人頭の金額になると思うんですけれども、その5,000円という金額というのはどうなんでしょう。高いんでしょうかね、安いんでしょうかね。普通に考えますと、僕考えたら5,000円払うんだったらもっと方法があるんじゃないんかなと思うんですけれども、結構ほかの方法でやれば費用もたくさん要るという話は聞いていますけれども、年間で割ると1人頭の5,000円の運賃というのは、安いんですかね、高いんですかね。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今現在の南海バス、今対比できるのは南海バスだと思うんですけれども、真妻の一番奥じゃなくて、真妻地内の中間地からですと、御坊まで行ったら片道1,000円ちょっと要ります。往復したら2,000円越します。そうしますと、年間5,000円というのはそれほど高くはないんかなというふうには感じているんですけれども、1人頭ですので、300円で1回ということなので往復すれば600円にはなるんですけれども、民間のバスを使うことを考えますと非常に安く、町内だけですので片道1,000円というのは要らないんですけれども、やはりうんと安いんかなというふうに考えてございます。 以上です。 ◆5番(藤薮) 次。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 続きまして、4点目の完全デマンド化を導入してはどうかというご質問についてでございます。 これにつきましては、平成24年5月末まで、先ほども申し上げましたが、途中の変更の公共交通会議の中でございますけれども、運行形態が路線運行であったため、家の近くまで送迎できませんでしたが、平成24年6月以降は運行形態を区域運行としたため、可能な限り家の近くまで送迎できるようになりました。予約による希望乗降店へ送迎できるバスとなり、通常は複数の利用者を乗せるので乗り合い型の利用形態となり、どの利用者にも著しい不便を与えることのない区域を選定して運行するので、これについては、場所によってはフルデマンドバスとも言われ、これが今運行しているバスが、いわば完全デマンド化されたバスということと認識してございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 よくわかりました。今、真妻地区へは日裏線ということで、バス走っているんですけれども、このバスは今、1日4便でしたか、御坊へ向いて走っていると。さっきの話にもなるんですけれども、その隙間へデマンドを入れて、これから11月にもかえるフェスタ等もございます。そのときに、そのすき間へデマンドタクシーを走らせて、真妻地区の方とか、もっとほかの地区の方でもかえるフェスタへ連れてくるような、いろんな方法はとれると思うんですけれども、そういうことは考えられないんでしょうか。 それともう1点は、これは御坊市と協議していただかなくてはいけないんですけれども、南海バスさんで日高病院等へ行かれている方もおられると思うんですけれども、これ御坊市と協議していただいて、路線の変更、日高病院の前までバスを走らすことはできないんでしょうか。今、体のいい人は別に構わんのです。体が悪いから病院へ行っているのに、営業所の前でおろされて、そこから雨の日でも歩いていかんならんて、体が悪いのにそこからまた歩かんならんというような方法じゃなしに、やっぱりそこの前まで路線変更を、簡単じゃないと思うけれども、それは協議していただいて、南海さんと御坊市とも協議してもらって、前向きに何とか病院前停留所というようなことは考えることはできないんでしょうか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 まず、1点目の南海バスの運行の合間を縫ってどうでしょうかということでございます。 これにつきましても、先ほども申し上げましたように、南海バスと十分協議をいたしまして、それで可能であれば運行時間ということについても協議していかなければいけませんので、南海バスのそういうことに対しての同意がいただけるのであれば、また公共交通会議を開催させていただいて、陸運局であったり警察、道路管理者等、地域の住民の方等も含めた公共交通会会議の中で諮っていき、それが了承されれば、そのような方向でいけるかとも思います。そうなった場合、また運行形態等も変わってくると思いますけれども、それは今後協議していきたい、そのように考えてございます。 それと、もう1点の南海バスが日高病院まで乗り入れがいけないのかということにつきましては、もう何年か前から県全体の公共交通バスの会議がございます。その場所におきましても、南海バスに対してそういう申し入れはしてございます。そして南海バスの回答といたしましては、今、日高病院がそのころ、まだ改築中であるということの中で、乗り入れ可能な状態になったときには、やはり県の公共交通会議の中で協議していただいて、それで認めていただけるのであれば、そこの南海バスから少し足を延ばすだけでございます。それについては南海バスさんも検討の1つとして取り上げていただいております。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 検討していただくんですけれども、これは本当にできることなんでしょうか。検討だけで終わるんでしょうか。やっぱり話し合いをしてもらっても、前向きに検討していただかないと、話はしたけれどもなという話で終わるんだったらもうあれなんで。どうしてもやっぱり皆さん、僕回らせていただいているときにでも、何とか病院の前にならんのか、病院の中へ入れんのかという話だったんですが、それは無理やと。前まで何とかならんのかという話を、一回話をしますと言うたんですけれども、町長どうですか。僕は真妻にこだわるわけじゃないんですけれども、やっぱりどこの人でもそうですけれども、病院の前まででおろしてもらうとは物すごくありがたいことだと思うんですよ。これ市町村会、村会はないんだと思うんですけれども、町長の会があったときに、御坊市の方と町長と話し合いを持ってもらって、前向きにということは考えていただけますか。 ○議長 -町長- ◎町長 真妻線のことにつきましては、御坊市の方も利用されているということで、印南町と御坊市ということになろうかと思います。ただ、日高町につきましても南海バスも走っておりますし、そういったことを考えたときに、今、看護師学校ですか、そこも建築中でございまして、どういうふうな形に最終的にアプローチというんですか、その道路と病院との取り合わせがどういうふうになるかというのは、詳しいことは私も存じておらないわけでございますけれども、いずれそういうことは現実になっていくことであろうと思っております。 先般も会議の中でそういった話もあったように記憶しております。できるだけ利便性のいいように、住民が利用しやすいように進んでいきたいと、そういうふうに考えてございます。 ◆5番(藤薮) 次、お願いします。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 それでは、5点目の古井でのバスの停留所は考えられていませんかというご質問についてでございます。 これにつきましては、デマンドバスはフリー乗降となっておりますので、停留所は設置してございません。この地点が、議員おっしゃられるのは南海バスとの乗り継ぎになるということで、待ち時間があった場合の待合所にかわるものと解釈してございます。設置する場合は、やはり陸運局、警察、道路管理者の許可が必要となってまいります。また、設置場所などの確保と設置後の維持管理費が発生しますので、今のところ新たな停留所というのは考えてございません。 運行業者と協議しております古井での乗り継ぎ時間は決まっております。南海バスのとまる時間というのが決まっておりますので、その時間を起点としていただいて、そこが時間を合わすようにということで、他の乗り継ぎ場所、他の乗る場所、予約があって乗る場所を、そこを起点として調整してくださいというふうに、事業者にはそのように申し伝えております。以前からもそのようにお願いはしていたんですけれども、さらに注意していただいて、例えばその時間にちょうど乗り継ぎのお客さんがいてるのであれば、その乗る時間を逆算して調整して、乗り継ぎの時間に合うようにそこへ到着していただくようにしてくださいというふうにはお願いして、了解をいただいております。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君-
    ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 僕、これも回っているときに、来るときはいいんやと、出てくるときはいいんやけれども、帰りのときにコミバスと南海バスのつなぎで時間的に長かったり、また遅れてくる場合もあるんやと。そうなった場合に、南海バスはもう時間で動きやるさかいに、その時間がおくれたら遅くなってくるんで行ってしまったと。あと、そこでバスがもう出てしまっていたらにっちもさっちもならんねという話もあったんで、何とかそのつなぎをうまくやっていただけたらなと思います。 それと、さっきの西地区なんですけれども、これも印南原駅の前を通って奈良井から真妻へ入ってきているんですかね、あれは。バスは。真妻線は、日裏線は。そうしたらその奈良井の入り口に何か停留所のようなものがあれば、西地区の人はそこで乗れるんですね。電車を使わなくてもそのバスで、その停留所で待っていれば、コミバスに乗って印南へ来るということも可能になるんですかね。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 今、1点目の件につきましては、もう事業者に十分調整をしてもらって、時間をまだ少しそこでバスの中で待ってでも、南海バスを待ってそこで乗り継ぎをするようにというふうには伝えてございます。 2点目の印南原西地区からのことですけれども、それにつきましては印南原駅を乗り継ぎとしてございます。印南原駅で時間を合わせてございます。これにつきましても、印南原駅で合うように調整してくださいよというふうには言ってございます。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 そうしたら、よくわかりました。ということはルート上に南海バスが走っていても、その乗り継ぎをそこでするのはいけるということでいいんですね。 ○議長 次。 -建設課長- ◎建設課長 質問事項の2の防災について。①の緊急を要する場合の仮設住宅の用地確保についてでございますが、印南町災害対策本部応急対策の事務分掌によりまして、仮設住宅の設置につきましては、建設課長が所管事務であることから、私のほうから答弁をさせていただきます。 地域防災計画では、災害によって住む家が被害を受けた者に対し、仮設住宅や一時入居施設の提供、あるいは応急修理を実施すると規定してございます。議員ご指摘の設営地の確保については、過去の阪神・淡路大震災や東日本大震災においても、仮設住宅建設の最大のハードルが設営地の確保であると指摘されてございます。 設営地の選定につきましては、原則として罹災地域内の空き地や公園等に設置するものと規定してあるわけなんですけれども、今現在、用地確保については、基本的に町有地を想定してございます。具体的には、若もの広場や島田運動場、各小・中学校のグラウンド等、17カ所で約8万㎡を確保し、対応していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 この仮設住宅というのは、約2年間ですか、設置できるのは2年ぐらいかと思うんですけれども、若もの広場とかになりますと、その本来の目的外の使用になるんで、これは若もので2年間、そこへ仮設住宅を置くというのは問題あるんじゃないんかなと思うんです。それと、17カ所ですけれども、ここも学校施設ですけれども、完全に、これも口でもし何か災害が起きた場合に、奥のほうへ行かなしゃあないというようなことも考えられるんかなと思うんですけれども、近くに確保するような予定はないですか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 議員ご指摘のとおり、仮設住宅の建設につきましては、完成の日から2年以内とするものということで地域防災計画の中で規定してございます。これ基本的に大規模な災害、東日本大震災クラスの大津波が沿岸部を襲うということで、今現在、仮設住宅につきましては、約700戸世帯の対応ができる、そういう意味での8万㎡でございます。当然、目的外利用ということで、若もの広場であったりとか、あるいは小・中学校のグラウンドであったりとか、そういうところには影響はするわけなんですけれども、基本的に災害救助法の適用の前は、町長が設置すると、適用後は県が設置するということでございます。 いずれにしましても、その災害の規模、あるいは被災住宅の件数、そういったものも考慮しながら、住民生活をやっぱり最低確保していくということでの考えでございまして、目的外の利用であっても十分理解を住民さんの理解をしていただくそういう努力をしながら、住民生活を確保していくという考えでございます。 それと、罹災地域いわゆる沿岸部の方が、中山間や山間に生活を強いられるということなんですけれども、先ほど申し上げましたように、原則として罹災地域の中で仮設住宅地の選定を行うということでございます。ただ、例えば空き地であったりとか、あるいは公共施設の広場であったりとか、そういったところが沿岸部の被災戸数を補えるような用地確保ができるのかというのは、非常に疑問があるところでございます。 いずれにしましても、できるだけ住民生活の利便性を考慮した中で確保すべき用地については、個人所有地も含めて対応していく必要があろうかと、現在そのように考えているところでございます。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 津波とかの場合だったら、まだあしたのことかもわかりませんけれども、先日から竜巻とか何かも多く発生しております。串本でもこの前あったように、即あした起こるかもわからないということなんで、やはり考え、想定しておかないとだめだと思うんです。6月の議会でも私、質問させていただいたんですけれども、SA周辺の埋め立てというのも、これも早急にできるものであれば、していけばいいんじゃないんかなと思いますけれども、どうでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 当然ご指摘のように、あした、あさってという、そういう短いスパンで大災害というのは起こる可能性ございます。今現在、町営住宅につきましては、165戸の管理戸数でございますけれども、切山団地につきましては、いわゆる撤去住宅ということで計画をしておるわけなんですが、東日本大震災があった後、全国の公営住宅の空き家が、そういう被災地の方々の受け皿にならないかというふうなことでの通達もございましたので、一定、猶予を持って撤去事業についてはまだ着手してございません。そういった戸数が15戸程度もあるわけで、少ない被災者の受け入れについては、そういった既存の施設を利用すると。 おっしゃられるように、SAの背後地の関係につきまして、私どもはちょっと所管事務ではないんですけれども、十分その可能性を秘めた事業であるというふうに認識してございます。 以上でございます。 ◆5番(藤薮) 次、お願いします。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 それでは、私のほうから、空き家バンクについて、秘書政策室の管轄でございますのでお答えいたします。 現在、空きやバンクに登録されているのは4件であり、全部買い取り希望の方の登録でございます。そもそも、この制度は町内の賃貸、販売できる物件を所有者に登録していただき、希望利用者への情報提供を行うシステムでありまして、現状の制度では、防災上の住宅に使用することはできないと考えております。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 現状は使えないということなんですけれども、これ登録するときに、相手方と契約内容で交わしておくということも無理なんでしょうか。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 現在登録されている4件については、もう最初の登録であり、その要綱の確認はまだしていません。そして、今後という話がまだあるんですけれども、災害の仮設住宅のかわりに使用するのであれば、申請のときに個人から町が買い取るか、持ち主が了解していただければよいと思うんですが、現在登録されているところにつきましては、地震では多分2軒ぐらいしか残らないと、それと、すぐに利用するのは無理で、ある程度登録して大分たちます。その都度買い取りの相手が見つからないということは、ご承知のとおりの物件になっております。大分改造もしないといけないと、そこら辺で、今の物件については、まだそんなに。被災状況によっては1件2件でというのであれば、また交渉の余地はあると思うんですが、町内にはほかにも多くの空き家がたくさんあると思います。災害が起こり、そんな空き家も利用することが必要となった場合、町内の33区により、災害発生時相互応援協定が23年9月16日に結ばれております。そこら辺でもまたほかの、空き家バンクだけにとらわれず、区長さんなどから紹介もしてもらえることも可能だと考えております。 以上です。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 今、空き家バンク耐震ができていないのか、2軒ぐらいはだめやという話だったんですけれども、ちょっと方向が変わるかと思うんですけれども、そういった空き家バンクを町は、空き家バンクとして登録してどうですかと皆さんにあっせんしているんですか。頼りないような建物でも、どうですかと貸しているんですか。 ○議長 -秘書政策室長- ◎秘書政策室長 紹介するときには、改造とか補強が必要ですと、そのままでは使えませんということで買い取りになっています。賃貸ではちょっと無理ですということで、そういう指導をしています。それを了解していただいて借りてくださいということでしていますので、買い手はついておりません。これもまた調整を今後していかなあかんとは思っています。 以上です。 ◆5番(藤薮) 次。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 それでは、③の促進住宅の緊急時の運用についてお答えいたします。 印南雇用促進住宅の現状ですけれども、全体戸数が80戸のうち約7割の方が退去してございます。今現在、24戸の方が住宅に入居しているとのことです。 管理者は、独立行政法人高齢障害求職者雇用支援機構で、東日本大震災以降、平成26年3月までの退去猶予を今実施しているということでございます。これまでは、全戸の方々に期限を切って退去してほしいということであったんですけれども、来年の3月までは、その退去を猶予しているということでございます。しかしながら、同年4月以降は、その24戸の方々に退去促進を強化しまして、廃止住宅として施設の解体等を進めていくということでございます。機構に確認したところ、いわゆる緊急時があったとしても今現在の考えでは、入居は認めず、廃止住宅として進めていく予定である、とこのように機構のほうから伺ったところでございます。 以上でございます。 ○議長 -5番、藤薮利広君- ◆5番(藤薮) 5番、藤薮です。 撤去するとなったら、あの土地というのは、町は町で持つというような考えはないですか。あそこは津波や災害にも強い、竜巻なんかはどうかわかりませんけれども、津波には強いと思うんですけれども、あそこを買い取って町の持ち物にするというような考えはないでしょうか。 ○議長 -建設課長- ◎建設課長 これまでもこの印南雇用促進住宅につきましては、機構のほうから、いわゆる印南町の施設として払い下げを受けてくれないかといった協議がございました。一定、現場、現地確認等をする中で、例えば階段設置が渡り廊下でないので、各1階から5階までのところが1段上がってまたおりてというふうな非常に利便性の低いものであります。耐震の問題とか、あるいは間取りの問題、耐用年数の問題、総合的に判断しまして建物ともの払い下げについてはノーですよという経緯がございます。 機構のほうも、そういった施設は全国的に数多いということで、廃止をして、廃止するということは今の施設を撤去して更地に戻して、その後一般公募といいますか、自治体優先ではなしに、いわゆる民間さんも含めた中で、応札を実施していくと、こういった考えだということでございます。 当然、議員ご指摘のように、高台である敷地面積につきましては3,800㎡ございまして、災害時の有効利用というのも町としても考えていく必要があろうかというふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆5番(藤薮) はい、結構です。 ○議長 ただいま、一般質問の途中ですけれども、暫時休憩いたします。 ただいま1時44分。2時から再開します。 △休憩 13時44分 △再開 13時58分 ○議長 休憩前に引き続き一般質問を続けます。 それでは、-11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。議長のお許しをいただきましたので、ただいまから一般質問を行います。 印南町内で連続して不審火と見られる火災が8月15日夜から16日朝にかけて5件も発生し、こんにゃく地蔵のお堂や倉庫などが被害に遭いました。20日昼間にもビニールハウスが焼ける火災があり、いずれも火の気のないことから連続放火事件の可能性があり、4年前にも同じような不審火と見られる連続火災が9件発生、倉庫7棟などが焼けました。犯人は捕まっていないことから、町民は不安を募らせています。被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げるとともに、町民が安心して生活できるためには一日も早く解決を望むところであります。 それでは、1番目の質問事項として、防犯カメラ設置に対する支援についてであります。 ①地域での防災活動を支援するため自主防災会、区等の団体が設置する防犯カメラに対して、費用の一部を補助するということは考えられていないのかお聞きします。 ②公衆の安全や犯罪の未然防止などを目的として、犯罪の発生率が高いと見込まれる地区、商店街等不特定多数の人々が集まる地域の主要道路に防災カメラ等の整備を考えていないのかお聞きします。 2番目の質問事項としまして、ひとり暮らしの高齢者等の生活の維持についてであります。 高齢化や過疎化が進む中、高齢者が住み慣れた地域で生活を維持することが困難になってきています。特にひとり暮らしの高齢者の割合が増加傾向にあり、印南町においては、在宅高齢者2,662人のうち16%以上420人がひとり暮らしとなっております。また、介護認定者の要介護者においては、介護サービスや福祉的支援を選択することができる状況にありますが、要介護者以外の高齢者に対する公的支援は少ないのが現状であり、高齢者は日々不安を抱え生活している実態があります。そこで、質問をします。 ①町内で高齢者が安心して住みなれた地域で生活を維持していくため、要介護者以外の高齢者も含めた新たな施策を検討してはいかがですか。 ②独居高齢者の安否確認が可能な見守りシステムを導入する考えはありませんか。 3番目の質問事項といたしまして、プレミアム商品券についてであります。 消費拡大と町内からの消費流出阻止を図り、町内の事業者の売り上げ増加、地域活性化につながることを目的として事業化した経過がありますが、現時点における成果、結果について商工会と協議を持ちました。そのときの話の中で、産業課の評価については疑問を持っているということです。平成25年度の予算化は考えていませんか。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長 ただいまの質問に対し、執行部の答弁を求めます。 -総務課長- ◎総務課長 それでは、私からは大きい1点目の防犯カメラ設置に関する支援についてということの中のまず1点目です。 自主防災会、区等が設置する防犯カメラに対して費用の一部を補助できないのかというご質問についてでございますけれども、これにつきましては、今現在、自主防災会、区等からは防犯カメラの設置についてのお話は今のところございません。しかしながら、議員おっしゃられますように、8月中の数件の不審火なども発生したことから、防犯カメラの設置ということは対策の1つだと考えられます。しかしながら、犯罪の防止という観点から警察とも協議しながら対策を講じていかなければならないと考えてございますので、現時点では、地元で設置する防犯カメラに対しての補助については考えてございませんが、今後の検討課題ということで考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、自主防災会や区とはまだ協議をしていないといいますか、そういう防犯カメラをつけていただきたいという要望とかはないということなんですけれども、ちょっと1点、とりあえず先に聞きたいのは、この火災があって、皆さんが倉庫等に個人的に負担をして防犯カメラを設置されている方も多々あると思います。そこで、私有財産、倉庫について防犯カメラの支援をしていただけないのか、それを1点。 町内において連続不審火が発生していることもあり、住民の安心・安全を確保する効果は大きいものと考えるんですけれども、またこの事業は住民みずからの主体性を持って、防犯活動を行うことを前提に費用を助成するものであると考えますけれども、これによって防災意識とか防犯とかの向上につながるんではないんかなと思うんですけれども、そこのところどうですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 議員おっしゃられるように、この防犯カメラを設置することにより、抑止力というんですか、犯罪に対する抑止力はすごく大事だと考えております。これについては、でもしかし、この2つ目の質問の中でもお答えさせてもらいますけれども、やはり個人が設置するのであれば問題はないんでしょうけれども、何らかの状態で行政が携わっていくということになりますと、言うたらプライバシーの侵害とかそういうことも発生してきます。そういうこともございますので、慎重に協議をして進めていきたいとこのように考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 慎重に進めていくということなんですけれども、印南町では平成9年に生活安全条例を制定しており、第7条には団体への助成について明確に規定をしています。第7条は、町長はこの条例の目的を達成するためには、活動する団体に対し、助成そのほかの援助を行うことができると示されています。この条例の目的からも、今回新たな防犯施策として、この事業を実施することは非常に効果が期待されると思うんですけれども、その辺どうですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 やはり最大の効果というんですかね。それが出るということもあるでしょうけれども、ものが防犯カメラということでもありますし、それについてやはり慎重に、ちょっとやっぱり地域の皆様ともいろいろ検討して、それが一番適正なものかどうかということも警察を交えてですけれども、協議して進めていくべきかなと考えてございます。 以上でございます。 ◆11番(玉置) はい、結構でございます。 ○議長 次。 -総務課長- ◎総務課長 それでは、2点目ですけれども、防災カメラの整備は考えていないのかという1問に続きます質問ということで捉えさせていただいておりますけれども、議員おっしゃるとおり、公衆の安全や犯罪の未然防止には、防災カメラによる抑止力は大きいとは考えられます。個人が、先ほども申しましたが、家の玄関にカメラを設置し、家へ侵入する者の撮影は問題ないと思われますが、公に撮影することはプライバシーの侵害と言われる方もいてますので、設置をする場合は十分地域の方々とも協議をして進めていかなければいけないことだと考えてございます。 防災カメラの設置につきましては、このような問題もございますので、先ほども申し上げましたが、慎重に取り組んでいかなければいけませんので、現時点での整備は、先ほども申しましたが、今後検討課題ということで慎重に考えていきたいと、このように考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 慎重に取り組んでいかなければならないと先ほどから答弁いただきましたけれども、今回2点目ですけれども、こういう使用道路この四つ角とか設置すれば、都会でもこの防犯カメラを設置することによって、ひき逃げ事件とか不審者の特定とか、これによって原因究明、そして啓発にもつながるのではないかと考えるんですけれども、この防犯カメラの設置の補助金の財源については、岡本議員が朝もお話しになったように、外ケ濱の296万円これを充当して考えていけば財政負担にもならないのではないんかなと思うんですけれども、その点どうですか。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 防犯カメラ等についての支援ということにつきましては、財政負担というのはそんなに多くはかからないと思います。しかしながら、今後研究していかなければならないというのは、例えばそのカメラでとったデータをどこで一括管理していくか、またそのデータを誰がどの権限を持って見るのかとか、そういうところについてもやはり警察と協議しながらいかなければいけないので、その負担に対しての町からの助成というより、そちらのほうをちょっと協議していきたいなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 データの管理とかのことに対しては、警察との協議をしていただいたらいいと思います。その中でもし進められるものであれば、今回の不審火このことに対しても原因究明につながるのではないのかなと思うし、住民安心・安全のまちづくりを進めることによって、やっぱり一番住民の方も防犯カメラがあそこについているさかいにこれで犯人といいますか、特定できるかなというのも皆さん期待しているところもあるんで、その点また警察と協議した中で、いい方向で進められるようにお願いしておきます。 ○議長 -総務課長- ◎総務課長 議員おっしゃられるように、カメラによるいろんな事件の解決というのは全国的にも見られておりまして、当町におきましても、以前行方不明者というんですかね、そういうちょっと痴呆症があって、どこへ行ったかわからないというようなところが国道に仕掛けられてあったカメラ等で、ナンバーだけですけれども、通った形跡があったよとかそういうことも警察と協議しながら、そういうこともできるということでありますので、それについては十分意義のあるものでありますので、今後そういう取り扱い等も含めて、十分慎重に対応していきたいと、このように考えてございます。 以上です。 ◆11番(玉置) はい、結構です。 ○議長 次。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 私のほうからは、大きな2点目のひとり暮らしの高齢者等の生活維持について、①の新たな施策を検討してはいかがかについてお答えさせていただきます。 現在ですけれども、介護保険事業といたしまして、まず認定に当たらないいわゆる俗に元気なお年寄りですけれども、介護予防事業として平成18年から実施してございます。中身的には運動機能向上事業、あるいは認知症予防教室だったりということでございます。現在それぞれ毎年やっているんですけれども、それぞれに自主グループを結成し、継続して活動されてございます。 紹介いたしますと、倒れんジャーということで運動機能向上ですけれども、これについては印南、川又の2グループ。それから気功教室でグループ化しているのは印南、切目、印南原、真妻の4グループ。それから、閉じこもり予防教室のグループ化したものは、いきいきサロンとして印南で1カ所。それから認知症予防居室、これはグループ化して脳トレサロンという名前で印南で1カ所活動されてございます。 いずれもグループのリーダーとなる方がおられ、長くは9年継続されている方もおられます。参加された方には、文字どおり介護予防となり、要介護認定を受けられる方が比較的少ない状況というふうに聞いてございます。 今後も各地域での教室の開催を実施していきますが、今後グループも広がりを見せるよう、指導者の派遣などを考えていきたい、こんなふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 この団体というのは10団体ですかね、おられると聞いたんですけれども、町内の限界集落高齢化率でいいますと、50%以上が真妻に集中していますけれども、川又、西神ノ川、田ノ垣内、松原そして印南町の高齢化率が31.4%と高齢化が、過疎化が進む中、少しでも町内の高齢者が安心して生活をしていただくために、区や民生委員さんに頼るのではなく、各種団体、先ほど課長からもお話があったいきいきサロンとか、いきいきサロンだったら印南だけにしか立ち上げていただいていないということなんで、この10団体と一緒に考えていかなければならないことだと思うんですけれども、この団体、5地区今印南町にありますけれども、そこへできるだけそういういきいきサロンというのか、印南にありましたら、切目地区、真妻地区、切目川、印南原というような形で、やっぱりこれから行政も支援なり協力を得るのに声をかけていただきたいと思うんですけれども、その点どうですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 ご指摘のとおり、こういった活動が各地域に広がることが非常に私も望んでいるところでございます。いささか去年度も実はシルバー人材センターに、そういった運動を教えてくれる先生がございます。その方たちにお願いしまして、シルバー人材センターが切目と、それから切目川地域にいろいろ募集をかけまして教室を開催したんですけれども、そのところ、切目には余り応募者がなくて、切目川だけの古井の防災センターというところで1カ所開催したところでございます。 なかなかグループ化としましては、今現在のところ古井のほうはグループ化してございませんけれども、そこには必ずグループのリーダーとなる方が非常にネックになっているということでございます。今後もそのグループにリーダーとしてかかわっている方を対象に、指導者にかかわる研修とか、あるいはお話をしながら、今後の地域への広がりを見据えていきたい、こういうふうに思います。 また、各地域にはこういったグループだけじゃなくて、老人クラブ、単位老人クラブでございます。その老人クラブにいたしましても、今現在、役員さんと協議しているものは、来年度に当たっていわゆる必須科目といいましょうか、単位クラブへの活動としまして、例えば地域の見守り隊であったりとか、声かけ運動であったりとか、そういった単位クラブの活動を、あるいは清掃活動であったりとか、そんなんでコミュニティーを広げていっていただける。こういう活動も入れていっていただけないかということな中で、今役員さんと協議をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からのお話のように、リーダー的な存在の方の育成というのは、大変厳しいというような捉え方をしているんですけれども、大変この団体を組織するに当たって、立ち上げるのはやっぱり厳しいものがあるかなと思うんですけれども、平成27年度介護保険制度の見直しに合わせ、公的サービスの拡大や高齢者福祉分野での受け皿的事業の創設を検討してはどうかなと思うけれども、そしてその事業の実施は公的機関や介護サービス事業者に限定せず、民間事業者そういう団体、それとかシルバー人材とか老人クラブ、各種団体にこの事業を展開してもらったらどうかなと思うんですけれども、先ほども課長のお話のあった見守り支援とか、買い物支援、生活管理支援、そして外出支援、地域支え合い事業というような感じのものをイメージした考えはないですか。 ○議長 次。-住民福祉課長- ◎住民福祉課長 今、先生からおっしゃられましたその社会保障の国民会議の中で、今度、次期計画には要支援1、2という方が保険給付から外されるというお話でございます。その中では、今後は地域支援事業と言いまして、市町村が任意で、いわゆる市町村の判断でそのサービスを展開できるということで実施していきなさいというようなことを書かれてございます。それが実施の方向に向けて実際なっていくのかというのは別として、ただ、いわゆる買い物支援であったりとか、今現在やられている買い物支援だったりとか、そういう形のものについては今後資格を持っていなくてもできる、いわゆるボランティアであったり、おっしゃるようなシルバー人材センターがその役目をしていくとか、今後そういった活動の中でいろんな展開を考える必要があるかと私も考えてございます。国の動向に注視しながら、この体制については広域も含めて考えてまいりたい、こういうふうに考えてございます。 以上でございます。 ◆11番(玉置) はい、結構です。 ○議長 次。 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 それでは、2点目の独居高齢者の安否確認が可能な見守りシステムを導入についてということでございます。 まず高齢者の見守りについて、システムについてでございますが、このシステムといいますのは、まず皆さんで人為的な見守りを含め、民生委員さんあるいは区長さん、あるいは地域の方々を含め、見守りをしていただいているシステムというのもございますし、もう1つは、その補助的な事業として機械を使った見守りというのもございます。その機械を使った事業といいますのは、昨年県の補助事業をとりまして、この3月に設置いたしました人感センサーを利用した、いわゆる動きの感知をメールで家族さんの携帯へお知らせするというシステムはございます。それをこの3月に完成しまして、現在5名の方が利用されているということでございます。この電波的なものもございまして、現在は印南町の印南、切目、印南原、切目川のそれぞれの一部、広がった地域と言いましょうか、そういうところで試行しているところでございます。 こういうことの中で見守りシステムについては、機能的なのはもちろんそうでございますけれども、いかんせん今後高齢者がふえる中では、この見守りについては日ごろからの地域の皆さん、民生委員さん、先ほども言いましたが地域見守り協力員初め、ご近所の皆さんがお互いに声をかけ合う、このことが非常に大事だというふうに考えてございますので、今後ともこの地域のコミュニティーのよさを最も大切にしていきたい。こういうふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今、課長からのお話にもあったように、民生委員、区、地域の方の見守りと、それで機械を使った見守り。一番大事なのは地域ぐるみで見守っていただけるのが一番大事だと思うんです。ただ、そうだけれども、抜ける点があるんで、その機械、僕もちょっと下のほうで調べたんですけれども、去年県の地域支え合い連携体制構築事業補助金500万円、補助率で10の10ということで100%活用して、今回、緊急通報装置30基を購入されたということなんですけれども、それで今、先ほどから課長のお話の中で、現在5基を使っていただいている。残りの25基をどのような形で貸し出しをするのか、応募して、もしその装置を借りたいという方がたくさんある場合には、どのようにされるんですか。 ○議長 -住民福祉課長- ◎住民福祉課長 現在この見守りシステム、電波が通るシステムでございますが、それと併用といいましょうか、もとから緊急的な装置として緊急通報装置というのが、各高齢者ひとり暮らし、若干体が弱った、生活が心配だという方の目安はつけてございます。それは、もともと緊急通報装置NTTの電話回線を利用していますが、現在設置数が108基ございます。それから去年、ことしから始まっております見守りシステムこれは電波を通じた形の中で設置しておりますが、これは5基でございます。いずれも高齢者の方々でひとり暮らし、体の弱い、あるいは障害を持った方であったりとか、いわゆる体に心配のある方、生活に心配の方に対して申請を受け付けているところでございます。 各地域の民生委員さんについては、その情報も全て教示してございますので、その民生委員さんを通じて社会福祉協議会なり、あるいは役場窓口なり来ていただければ、実際に現場行って、そういうふうな設置については検討していきたい。こういうふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 この機会に対して民生委員さんに協力を得て発信するということなんですけれども、印南町の広報にでも載せていただけるとか、幅広く使っていただいてこそ意味があると思うんです。そこでそこの点をよろしくお願いしておきます。 例えば過疎率で言いますと、真妻方面の方がかなり比率が高いんです。それでもし真妻地区の方、印南原地区でもそうですけれども、もしこの機会を借りたいというときに、いかんせん電波が悪いと、難聴ということなんで、それでそういうときにやっぱり届かない地域にはアンテナを立てるとか、どういう対応をされるんですか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長 次。-住民福祉課長- ◎住民福祉課長 電波の届かないというところということですけれども、現在、業者さんにはその電波の常に届くところ、届かないところというのは、各注文があるごとに、要望があるごとに見て回ってございます。その中で、現在の電波のいわゆる必要な設置の要件としましては、要するにインターネットがつながっているということが1つの条件でございます。その中でもちろん電波塔を建ててということも考えられますが、現在のところ、その電波の通りが各谷ごとに非常に印南町の場合はございまして、電波が通りにくいというような状況でございます。それについては電波の開発であったりとか、あるいは各人家を通じての電波同士のやりとりというのも、今ちょっと考えているようでございますので、いましばらくその辺については研究が必要かというふうに考えてございます。 その間については、この電波を使ったものについては使用できませんけれども、今現在、進めているNTTの回線を利用した緊急通報装置これを利用いただければなというふうに思います。 以上でございます。 ◆11番(玉置) はい、結構です。 ○議長 次。-産業課長- ◎産業課長 それでは、私のほうからプレミアム商品券についてお答えさせていただきます。 ご質問のプレミアム商品券、印南お得にかえる商品券は印南町商工会が主体となり、平成24年10月1日から平成25年3月31日の期間、1セット1万円の販売金額で1万1,000円の買い物ができる商品券1,000セットを商工会ほか8カ所の商店で販売し、その経費のうち100万円分を町が補助、商工会の活性化を図った取り組みであります。 成果は、取り扱い登録230事業所のうち、57店舗事業所で利用があり、一定の成果はあったと認識しております。 しかしながら、25年度予算内においては、かねてよりの450万円の補助の増額は行っておりません。その判断理由といたしましては、昨年の予算計上時にもご審議いただいたときに申し上げましたが、この取り組みをカットして各商店の盛り上がりやセールスなど、独自の取り組みが全体的に大きく見られなかったこと。またこの取り組みによる町の補助金は最終的に個人へ流れること。プレミアム商品券の町の補助が商工会の大きな柱ではないのではないかと、このような理由で予算計上はしておりません。 なお、25年度予算計上時に商工会の関係の皆様にはこのことを申し上げております。しかしながら、今後この問題を含め商工会の皆様と活性化に向けた取り組みを一層深め、ご協力をお願いしていきたいと考えています。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今回、いま課長からのお話があったとおり、平成25年2月29日に政策研究特別委員会で課長として、2月25日現在において利用店舗55商店、換金については80万円弱であり、また大型店舗の利用は全体の20%弱でした。現在期待した大きな効果が認められないため、平成25年度当初予算措置については考えていませんと答弁されていますが、最終的には57店舗で利用され、ほぼ全額換金があり、一部大型店舗のみに利用が集中するのではないかと、当初懸念されていましたが、利用は全体の2割を下回った。それは、課長もご存知のように、スタンプ会によるポイント3倍サービスや、ゴルフ場によるボールサービスが実施されたことによるものだと考えます。 それで、これはあくまでも特典サービスを実施したり、商品券を利用促進したことによるものと考えるんですけれども、これが1つでも消費拡大や町内からの消費流出措置の起爆剤になったのではないかと考えますが、結果として、僕としては成果が出ているのではないんかなと思うんですけれども、いかがですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 今まさに、昨年の今ごろの時期でこれを臨時予算に計上したときにかなりご質問をいただきました。藤薮議員からもご質問をいただきました。そのとき私も申し上げたんですけれども、売れた売れんというよりも、その取り組みが大事だと。店のやる気が大事です。それが今後の判断基準に大きくなると、このことは商工会の会員の皆様の前でも申し上げましたし、その後、会員の皆様にも申し上げました。なかなか商工会も老齢化もして、それぞれの店もありますし、みんなそろってというのはできなかったと思いますけれども、全体的な中で町の補助金を増額するというのは、やっぱりこれを判断していかなければならないんじゃないかと、このことで当初については450万円の範囲でしてくださいと、このようにお願いしたところでございます。 ただ、しかしながらこの450万円の金額につきましては、過去増額もしておりませんし、今後どういうふうにふやしていくのか、減らしていくのか、またいろんなことを考えて新年度に協議をしていきたいと思いますけれども、プレミアム商品券だけじゃなしに、活性化に向けての補助金であると、このことを頭に置いて今後も取り組んでいきたいと、このように思っています。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 今回補助を出さない。このことについては、大体1年で結果というのは見えてくるものではないんじゃないんかなというのが僕個人的にあります。大体3年から5年。ご予定にしても何にしてでもそうやけれども、助成をされたら大体3年から5年の結果を見た中で、判断をするべきではないんかなと。それで今回、ことしの単独で商工会もプレミアム商品券を発行されると聞いていますけれども、私はプレミアム商品券だけにこだわるんじゃなくて、今回9月の末ですかね、ちょっと商工会でお聞きしたんですけれども、今度、宅配訪問サービスという格好でヘルパーとか、包括支援とか行政さんと一緒に立ち上げるという話は聞いているんです。このことも踏まえてやっぱり見守りサービスについて、これから助成といいますか、今450万円という助成を出されていますけれども、先ほどそれによってまた上乗せをする可能性はあるというのは今お聞きしましたけれども、そういうことも踏まえてこれから検討していただきたいと思うんですけれども、その点どうですか。 ○議長 -産業課長- ◎産業課長 今、議員おっしゃられたように、今後、かえるのイベントもございます。それぞれの中で活性化の中心になっていただくのは商工会だと思います。いろんな取り組みに対して商工会が存続と申しますか、商店が活性化に向けて、ここで踏ん張らなければならないというときには、支援については、十分考えて支援していきたいと思いますけれども、全ての面において総合的な判断をして補助金は考えていきたいと、このように思っています。 以上です。 ○議長 -11番、玉置克彦君- ◆11番(玉置) 11番、玉置です。 総合的な判断、よい判断を望みますので、ぜひともよろしくお願いします。 以上です。 ○議長 以上で、11番、玉置克彦君の質問を終わります。 ただいま一般質問の途中ではございますが、本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。 ◆議員 「異議なし。」 ○議長 ご異議なしと認めます。したがって、本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。 本日の会議はこれをもって延会いたします。ご苦労さまです。 △延会 14時33分地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。        印南町議会議長        印南町議会議員        印南町議会議員...